幼稚園、熱が何℃だったら休ませる?発熱時の正しい対応を知ってベストな選択を

幼稚園、熱が何℃だったら休ませる?発熱時の正しい対応を知ってベストな選択を

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急な子どもの発熱、心配ですよね。幼稚園や保育園に通っている場合は、お休みさせるかどうかも悩みどころ。特に幼稚園は発熱に関してボーダーラインを設定しているところが少ないので、判断に迷うことも多いと思います。

実際、熱があるとき、どのくらいだと休ませないといけないのでしょうか? 発熱について詳しく知り、我が子の平熱を管理して、幼稚園登園の判断基準を考えておくと、いざというときに焦らずにすみますよ。

保育園でのボーダーラインは37.5℃

長時間子どもを預かる保育園では、子どもの発熱に関して決まりのある園がほとんど。発熱の場合は、37.5℃がボーダーラインの場合が多いです。

なぜ、37.5℃なのでしょうか? 乳幼児の場合、体温の平均つまり平熱が37.0℃前後と考えられています。体温は一日に0.5℃以内で変動するので、平熱より0.5度以上高い37.5℃からが“発熱”と判断されています。

一方で、幼稚園では登園の基準に発熱に関する決まりがあるところが少ないのが現状です。実際の体温や子どもの様子をよく見て、ママ自身が判断することが必要になります。

平熱を把握して我が子の発熱の判断基準を

子どもの発熱判断基準

Photo/ikkker/shutterstock

まず注意したいのが、平熱には個人差がある、ということ。なかには、平熱が37.5℃前後ある子どももいて、その子にとって37.5℃は“発熱”とはいえませんよね。

オススメなのは、平熱を把握しておくこと。いつも使う体温計で、元気なときに何回か測定し、記録しておきます。母子手帳に記録しておけば、いつでも確認することができますね。

体温は朝よりも夕方から夜にかけて高くなるので、朝昼晩を分けて測定すると、よりいいでしょう。なお、食後は体温が上がっている場合が多いので、できれば食前や食間の測定をおすすめします。

そのように計測した平熱に比べ、1℃以上高ければ明らかな発熱と判断していいでしょう。

保育園や幼稚園にも、子どもの平熱を伝えておくと、先生たちも助かります。もし、自分の子どもの平熱が37.5℃に近いようであれば、事前に相談しておくといいかもしれません。

平熱を確認しておくことで、予防接種時も、受けるか受けないかの判断ができて役立ちますよ。

熱があっても「元気だから大丈夫!」は危険!

子どもの発熱は、多くの場合、体がウイルスや細菌などと戦うために起こっている反応で、悪いことではありません。熱が41℃以上でなければ熱そのものによる脳やほかの器官への影響はないと考えられているので、過度な心配は必要ないかもしれません。

ですが、だからといって、体温が高くても元気だから大丈夫、と単純に判断するのは危険です。子どもは熱があっても加減ができません。

元気だからと登園させると幼稚園で遊びすぎて症状がぶり返したり悪化する場合も…。自宅でしっかりと休養させることも大切ですよ。

発熱かどうかが微妙な状況でも、元気が無くぐったりしていたり、食事や水分が摂れない、体のどこかが痛い、激しい嘔吐が続くという場合には、幼稚園を休んで様子をみたり、病院へ行って診てもらうことをおすすめします。

また、夜間の発熱の場合は、体温だけでなく子どもの様子をよく見て、病院にいくかどうかを決めましょう。夜間の受診は子どもにも負担になりますし、翌日の受診でも良いケースもあります。

突然38℃以上の熱が出た場合は要注意!

注意したいのが、急に38℃以上の熱が出たときです。夏場に多い熱中症の場合、急激に熱が上がったときは『熱射病』という重度の熱中症の可能性がありますので、急いで受診しましょう。

一方、冬場に多いインフルエンザの場合は、突然高熱が出る場合が多く、感染力も強いですが、検査の陽性反応が出るまである程度時間がかかるので、熱が出たらすぐに病院に連絡し、行く時間などを相談してから診察をしてもらうといいでしょう。

園児は注意!『疲労熱』

体が完全に回復しないまま、幼稚園や保育園に行っていると『疲労熱』と呼ばれる症状がみられることがあります。体が万全の状態でないので、園での活動など、いつもは平気なことでも疲れてしまい、熱が出てしまうのです。

まだ園生活をはじめたばかりの小さい子は朝に、園に慣れた大きい子は夜に発熱するのが特徴。発熱は38℃程度ですぐに収まり、その時間帯に連続して起こることが多いです。

『疲労熱』のようなちょっとした発熱が続く場合は、いずれにしても幼稚園をお休みしたり、早退したりと、子どもの疲労をとる工夫が必要でしょう。

子どもの発熱、といっても状況はさまざま。平熱を把握し、子どもの様子をよく見て慌てずに、幼稚園に行くか行かないか、子どもにとってベストな選択をしてあげましょうね。

Top Photo/wavebreakmedia/shutterstock
参照/
たばた小児科「病気Q&A」
テルモ体温研究所「発熱したら 基礎編」
くらしげ小児科「病気の説明 発熱」
まいなびニュース ヘルスケア「保育園に預けられる体温のボーダーラインが37.5度である理由」

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