【医師監修】二人目を妊娠したい! 適切な時期・タイミングはいつ?

【医師監修】二人目を妊娠したい! 適切な時期・タイミングはいつ?

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子どもは二人以上欲しい! という人も多いですよね。いつ頃が適切な時期・タイミングなのか、また、上の子のケアや妊娠中や出産のときの注意点も気になりますよね。今回は、そろそろ二人目を妊娠したいと思ったらいつが適切な時期なのか、また、上の子との接し方や妊娠中・出産時の注意点などをお伝えいたします。







この記事の監修ドクター

産婦人科専門医  坂口健一郎 先生

産婦人科専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
防衛医科大学校卒業後、防衛医大病院で研修ののち、多数の病院で勤務。内視鏡手術に特化したクリニックの院長を経て現在、不妊症専門のクリニックで勤務中。

「そろそろ一人目も手がかからなくなってきたし、二人目が欲しいかも……」。兄弟姉妹がいる家庭を望む人も多いですよね。「弟か妹がいれば、きっと楽しくなるはず!」と二人目に意欲を見せているご夫婦もいるでしょう。

二人目の壁はいろいろとありますが、二人目に出会えるのはママもパパもそして今いる子にとっても、とても嬉しいこと! 家族みんなで協力して乗り越えれば、また新しい幸せが待っていますよ! 

二人目を妊娠するのにおすすめの時期・タイミング

二人目の妊娠、出産は一人目よりも大変なことがたくさんあります。例えばいつ妊娠するのが良いのかという「タイミング」。すでに子どもがいるので、一人目よりもタイミングは簡単ではありません。また、子どもの心はとても繊細です。ママのお腹の中に赤ちゃんがいると知っただけでも情緒不安定になってしまう子どももいます。今いる子どものケアをきちんとしながら、二人目にチャレンジすることが必要になってきます。上の子の年齢や成長を見てベストな時期を選びたいですね。

一番おすすめのタイミングは、上の子が幼稚園に入園する2年前か、入園してから。つまり、上の子が2歳~4歳くらいの頃が二人目を妊娠するのにベストなタイミングだと言えます。

妊娠するタイミングは出産する時期から逆算するのが良いでしょう。例えば上の子を年少から幼稚園に入園させる予定がある場合、妊娠・出産のタイミングが幼稚園の入園準備や入園直後とかぶらない時期、1歳半~2歳、または3歳~4歳くらいがベストです。子どもにとって幼稚園が最初の集団生活になる場合、大人が想像する以上に子どもの精神的・肉体的負担は大きいものです。初めての登園の道のり、初めての先生、初めてのお友だち……そんなときに、ママが一緒に子どもの最初の壁を乗り越えてあげられるよう、二人目の妊娠・出産は上の子の入園前後は避けた方が無難です。

また、それは小学校の入学にも同じことが言えます。兄弟の歳の差を考えたときに近い方が良いとする家庭もあれば離れていた方が兄弟それぞれをきちんと見てあげられるから良いとする家庭もあるでしょう。離れている方が良いとする場合でも、上の子が小学校に入学する前後の時期は妊娠・出産とかぶらないようにするのがおすすめです。小学校への入学も幼稚園入園と同じくらい、子どもにとって大きな環境の変化なので、ママが二人目の出産で入院、また出産直後で赤ちゃんに付きっきり……ということがないようにしてあげたいですね。

二人目を妊娠する前に知っておきたいこと

二人目を妊娠するのは、一人目よりも気を付けなければならないことがたくさんあります。それは、二人目が生まれることで上の子の気持ちやママ・パパの環境が大きく変わるということです。

一人目が生まれたときは、初めての赤ちゃんに戸惑いながらも、ただただ幸せな日々が続いていたと思います。子育ては大変ですが、子どもは一人ですのでその大変さにも夫婦で一丸となり向き合えたはずです。

しかし、二人目が生まれれば、上の子のお世話と生まれたばかりの赤ちゃんのお世話を同時に行わなければなりません。上の子が大分大きい年齢なら問題はありませんが、3~4歳以下の場合はまだまだママを独り占めしたい年頃です。一人目のときのように生まれたばかりの赤ちゃんに付きっきりになっていると、寂しさのあまり上の子は心に傷を負ってしまうこともあります。

そのような状況を乗り越えるためには、周囲の協力に頼るのが最善の策です。近くに両親がいるのであれば、大いに頼りましょう。ただし、感謝の気持ちはきちんと言葉で伝えることが大切。いくら血のつながった家族だとは言え、小さな子どもの面倒を見るのはそれなりにストレスが起きることだということを忘れてはいけません。照れくさいような言葉でも、きちんと伝えるようにしましょう。

頼れる人がいない場合は、夫や友人の力を借りましょう。こんなこと頼んだら迷惑かな? この前も頼んだから頼みづらい……などと遠慮していては自分だけでなく子どもにも悪影響を及ぼしかねません。たくさんの人に愛された方が、子どもも健やかに育つと言います。遠慮せず、周りの力を借りることが必要なのです。

上の子のケアと保育園の活用

二人目が生まれたら、上の子のケアが大切です。上の子にとって、ママに赤ちゃんが生まれるということは、弟や妹ができてうれしいという反面、「人生で最初の失恋」と言っても過言ではないくらいのショックがあるそうです。だからこそ、ママやパパの対応が重要になってきます。

上の子には、「あなたを変わらず愛しているよ」ということを言葉でも態度でもきちんと示しましょう。自分が大切にされているんだということを理解できれば、ママやパパが赤ちゃんのお世話にかかりっきりになってしまったとしても寂しさを感じることは少ないはずです。

また、十分にママ・パパの愛情を感じていれば、受けた愛情と同じくらい兄弟を大事にできるようになります。将来兄弟仲が良くなるためにも、上の子の心のケアがとても重要なのです。

保育園を活用しよう
保育園に通えるのであれば、大いに保育園を活用しましょう。赤ちゃんをお世話しながら上の子のケアをするのは、想像以上に大変です。必ずどこかで子どもにも親にも負担がかかってしまいます。近くに頼れる両親がいれば幸運ですが、いない場合は保育園の活用がおすすめです。

保育園に入れるのは可哀想、と思っている方もいるようですが、保育園はとても楽しいところですよ。たくさんのお友達ができますし、手遊びや身体を使った遊び、いろんな経験を積める場所です。ママがイライラを隠しながら子どもと接するよりも、思い切って保育園に預けた方が子どもの為でもあるのです。会えない時間がある分、一緒にいる時間を大切にできるというメリットもあります。

妊娠中の生活と注意点
二人目の妊娠生活は注意点がたくさんあります。一人目のときとは違い、二人目の妊娠生活は動くことを避けられないということです。上の子がいますので、一緒に散歩をしたり、遊んだり、中には幼稚園の送り迎えや行事に参加することもあるかもしれません。ママのお腹が大きくても、上の子が抱っこをせがんでくる場合もあります。つわりがあっても、具合が悪いからと横になることすらままならないこともあります。このように、妊婦だからといって安静にできないのが二人目の妊娠生活のつらいところです。

「妊娠は病気じゃないから」「私が休んでいたら上の子が可哀想」だと思い込んで無理をしてしまうママも少なくありません。気付かないうちに負担がかかりすぎていて、医師から絶対安静を指示されてしまえばそれこそ上の子がかわいそうです。二人目の妊娠中は、ただでさえ身体に負担がかかっていることを肝に銘じて、疲れを感じていなくても意識的に休息を取ることが必要です。

出産のときの生活と注意点4つ
①入院準備は早めが鉄則
二人目の出産は、一人目よりも早くなる人が多いようです。経産婦は、お産で一度産道が開いており、また子宮の出口が開きやすくなっているため、臨月に入るといつ陣痛がおきてもおかしくはありません。

予定日がまだだからと言って安心していてはいけません。臨月に入ったらいつでも入院できるよう、入院準備は早めにすませておきましょう。

自分の準備はもちろんですが、家族の準備もする必要があります。家を空ける間の分のご飯を冷凍しておく、常備菜を作っておく、冷凍食品を買いためておくのも良いでしょう。子どもには、好きな本を買ってあげるのもおすすめです。

あとは、パパに家の中のことをちゃんと伝えておきましょう。普段家事をしない旦那さんの場合、食器がどこにあるかも着替えがどこにあるかも分からないことは良くあります。いざというときにパニックになっては困るので、入院する前にしっかり教えておくことが必要です。また、ティッシュペーパーやトイレットペーパー、ゴミ袋など、消耗品がママの入院中に切れないように多めにストックしておくと安心です。

②入院中の上の子の環境を話し合っておく
二人目を出産するときに注意したいのは、入院生活です。上の子の年齢が低い場合、もし可能であれば、家族も泊まれる病院を選ぶと良いでしょう。上の子がママと一緒にいられるので安心できるのはもちろん、新しい命が生まれた尊さも勉強できる良い機会になります。

ですが、ママの体調回復もしっかりと行いたいところ。上の子と一緒にいては気も遣うしゆっくり休めない、と思うのであれば、両親に預けるなど信頼できる家族に上の子のお世話を頼んでおきましょう。この場合、出産するときに突然預けるのではなく、数カ月前から何度かお泊りを試してみるのが良いでしょう。最初はママと一緒に、最後は一人でお泊りできるようにしておくと安心です。

③里帰り出産がおすすめ
里帰り出産ができる場合は比較的一人目のときと同じ様に過ごせるので快適だと思います。ですが、上の子の学校などで里帰り出産ができない場合は、自宅に来てもらうことも考えた方が良いでしょう。一人で新生児と上の子の世話をするのはとても大変です。
④早く元に戻ろうと焦らない! 
二人目を出産するときは、一人目よりも元の生活に戻るのが早くなりがちです。上の子がいますから、早くご飯を作れるようにならなきゃ、買い物にも行かなきゃ、など、ママ自身も焦ってしまうことが多いようです。ですが、産後の無理は禁物です。後々身体に影響してきますので、今しか安静にできないと思って周りに頼ってゆっくりするように心がけましょう。上の子には、「ママは病気で寝ているわけじゃないんだよ。赤ちゃんを産んだからちょっと疲れているけど、これからみんなでいっぱい遊ぶために力を蓄えているんだよ」と教えてあげると良いですよ。
まとめ
二人目の妊娠、出産について気を付けたい点をまとめました。二人目を妊娠するタイミングは人それぞれですが、できれば上の子の大切な時期とかぶらない時期がおすすめです。また、妊娠してからは一人目のときよりも無理をしてしまうことが増えるので適度に休息をとることが大切です。出産してからは周りにたくさん頼って、無理をしないように過ごしましょう。

子育ては一人ではできません。たくさんの人の力を借りた方が心も身体も健やかな人間に成長します。大切な家族を迎えるために、出産後の生活について夫婦や家族でよく話し合っておきましょう。

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