2018年より開始!つみたてNISA(積立NISA)はどんな人におすすめ?

2018年より開始!つみたてNISA(積立NISA)はどんな人におすすめ?

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すでにNISAを利用しているみなさまも、これからNISAの利用を検討しているみなさまも、2018年1月より新制度が始まることをご存知でしょうか?そこで今回は、新制度の「つみたてNISA」は現在のNISAとどのような違いがあるのか?、またどんな人におすすめなのか?についてみていきたいと思います。

※金融庁は制度創設時に「積立NISA」と制度名称をつけていますが、日本証券業協会は「つみたてNISA」と名称を一本化しています。そのため、本コラムでは「つみたてNISA」で記載しています。

■つみたてNISA創設の経緯

みなさん、2018年1月から「つみたてNISA」という新たなNISA制度が始まることをご存知でしょうか?そこで、まずは新制度創設の経緯からみていきたいと思います。

現行のNISA制度は、開設口座数こそ1,000万口座を突破しそれなりに普及してきたと言えますが、半数の口座が一度も取引のない非稼働口座となっています。その理由の1つとして、そもそも投資をするまとまったお金を手元資金として準備できてない若年層の存在があります。つまり、将来的な年金問題を含め、本来は若年層こそ資産形成のためにNISAで投資を始めて欲しいわけですが、実際のところすでに投資をしている人が現在のNISAのメインユーザーになってしまっている可能性があるというわけですね。これでは、「本来利用してほしい層に利用してもらえていない」ということになるので、新しいNISA制度を創設したという経緯です。それが、「つみたてNISA」というわけです。このあたりの考え方は、金融庁の「平成29年度度税制改正要望項目」に記載されていますので、気になる方は確認してみてくださいね。

■「つみたてNISA」とは?現行のNISAと何が違うの?

それでは、つみたてNISAとは、いったいどのような制度なのでしょうか?

その名のとおり、“積み立て”を意識したNISA制度になるわけですが、以下で概要を確認したいと思います。

【つみたてNISAの概要】

非課税金額 40万円/年
非課税期間 20年間
投資対象 投資信託、ETFなど(個別株式は不可)
利用可能年齢 20歳以上
途中引き出し いつでも可
現行NISAとの併用 不可

現行のNISAと同様に、資産運用の際の運用益に対する非課税制度となりますが、現行のNISAと異なり積み立てがメインとなるので、対象商品がより狭まるなどの違いがあります。その分、非課税期間は5年→20年と長くなっています。そのため、現行のNISAの非課税枠は最大で120万円×5年間=600万円ですが、つみたてNISAの場合は40万円×20年間=800万円となります。1年間の非課税枠は現行のNISAに劣りますが、長期で積み立てをした場合はかなり非課税メリットがあると言えそうですね。

ただし、現行のNISAとの併用はできないため、現在NISAを利用している方は今後どちらで運用するのか?を決める必要があります。

■「つみたてNISA」はどんな人におすすめ?注意点は?

では、つみたてNISAはどんな人におすすめなのでしょうか?

つみたてNISAは、やはり長期的な積み立てニーズがある若年層に向いている商品と言えるでしょう。年間40万円まで非課税になるというと、月額換算すると3万円ちょっとという金額ですので、ある程度現実的な金額感と言えますよね。

なお、“将来に向けた長期的な積み立て”かつ“非課税”の制度というと、iDeCoが思い浮かぶ方もいるかと思いますが、いったい何が違うのでしょうか?

iDeCoは老後資金作りが目的のため原則60歳まで引き出すことができませんが、その間の運用益は非課税となりますし、拠出金は全額所得控除されます。要するに、自身の退職金作りのための制度といえます。一方、「つみたてNISA」の非課税期間は最長20年となっています。そのため、20代~30代の方ですと、60歳より前に非課税期間が切れてしまいますし、iDeCoのような所得控除扱いにもなりません。そのかわり、途中でいつでも引き出すことができるので、より自由度が高いといえますね。

それでは、「つみたてNISA」を利用するうえで、何か注意すべき点はあるのでしょうか?

やはり、投資商品が限られるということでしょう。つみたてNISAは投資信託とETFが対象とお伝えしましたが、投資信託であれば何でもOKというわけではありません。投資信託のなかでも、つみたてNISA(積立NISA)対象の商品に絞られることになります。また、個別株式が対象外というのは、普段から株式投資をしている方にとっては魅力が半減ですよね。

いかがでしたでしょうか?若年層の方にこそおすすめの「つみたてNISA」。現行のNISAとの併用はできませんが、「iDeCo」と「つみたてNISA」の併用は可能ですので、ご自身のライフプランに応じて組み合わせて利用しても良いかもしれませんね。いずれにせよ、せっかくの非課税制度ですのでうまく活用して、賢くお金を殖やしていきましょう。

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