早く大人になりたい! と言う息子に色々と考えさせられた話【下請けパパ日記~家庭に仕事に大興奮~ V…

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妻が休日出勤になった日曜日、この日は東京都議会議員選挙の投票日だったので息子を連れて投票所の小学校へ向かった。

部屋を出てエレベーターに乗ると大きな鏡に僕と息子の姿が映る。僕がぽにょんと膨らんだ自分のお腹をさすさすしていると「僕、お父さんぐらい大きくなる?」と息子が尋ねてきた。

僕が「手のひらも、足も大きいからお父さんより大きくなれるかも」と答えると「早く大人になりたいんだ」と言って自分の容姿を眺めていた。



外に出ると横切る自転車を見て「速い自転車に乗りたい」と言い出した。

僕:「もうちょっとランニングバイクで練習して」
息子:「もう坂道でも走れるから!」
僕:「じゃあ誕生日のプレゼントは自転車にする?」
息子:「お父さんみたいな大きいのがいい」
僕:「体に合ったのがいいんじゃない?」
息子:「いやだ、速いのがいい」
僕:「あれは大人用だから」
息子:「すぐ大人になりたい。今日がいいんだ」

その語り口調には哀愁が漂っていて相当な苦悩を抱えている様子だった。



途中、自動販売機で水を購入しようとボタンにタッチすると「僕もそんなに高い所に届きたい(手が届くようになりたい)」と大人に対する憧れ発言が止まらなくなった息子。

小学校に着くと一輪車やプールを見てあれもやりたいこれもやりたいと目を輝かせていた。



投票所の体育館に入って受付で投票券を受け取る。すかさず息子が「なんで僕には紙が無いの?」と受付の人にも聞こえる声で尋ねた。僕はここでも「大人になったら貰えるよ」と無敵ワードを使った。すると

息子:「その紙に何を書くの?」
僕;「人の名前だよ」
息子:「誰の名前?何で書くの?」
僕:「僕等が住む街の色んな事を決めてくれる人を選ぶんだよ」
息子:「どうやったらいいの?(どうやって選ばれるの?)」
僕:「たくさんの人に名前を書いてもらった人が選ばれるんだよ」
息子:「じゃあいっぱい名前書いて」
僕:「1人1枚なんだ」
息子:「じゃあいっぱい星書いといて」
僕:「これは七夕飾りじゃ無いんだよ」

そんなやり取りをしながら二人で投票箱に紙を入れた。



帰り道、「お父さんが名前書いた人が一番いっぱいだったらいいね」と議会制民主主義を理解した3歳児と道を歩きながら、大人にだけ与えられた特権について考えて「やっぱり大人っていいなあ」と改めて気付かされた日曜日だった。



<下請けパパ日記は毎週火曜日更新中!ぜひ来週もご覧ください!>
(田渕正敏)
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