奨学金で看護学校に通いたい!その前に……奨学金の返済方法が知りたいな

奨学金で看護学校に通いたい!その前に……奨学金の返済方法が知りたいな

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看護学校に通いたいけど、経済的な余裕がないことから、奨学金を利用する予定。そもそも、奨学金ってどんな制度なの?看護学生独自の制度ってあるのかな?今回は、これから看護師を目指そうと思っている方に、奨学金に関するコラムをお届けしたいと思います。

■そもそも奨学金とは?

「経済的な事情で、教育費が払えない……」

そのようなご家庭でも、教育を受けることを諦める必要がないように、奨学金という制度があります。最も有名な奨学金が、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。

奨学金は、大きく分けて、返済の必要がない「給付型」と、返済の必要がある「貸与型」があります。誰だって、返済の必要がない「給付型」を利用したいと思うでしょうが、海外留学など支給対象となるプログラムが決まっており、また、利用するにあたって成績面などで厳しい条件があります。よって、奨学金を利用して学校に通いたい場合、基本的には、返済が必要な「貸与型」を利用するものと考えましょう。なお、貸与型には、利息の付かない「第一種奨学金」と、利息の付く「第二種奨学金」とがあります。当然、無利息の第一種奨学金を利用したいと思うでしょうが、貸与月額に上限があります。気になる金額に関してですが、通う学校の種類(大学、短期大学、大学院など)、国立or私立、自宅通学or自宅外通外など、条件ごとに細かく月額設定されています。一例として、大学における奨学金の上限を以下に記載いたします。

1.大学

【国公立・自宅通学の場合】月額30,000円または45,000円
【国公立・自宅外通学の場合】月額30,000円または51,000円 ※自宅通学の月額も選択できます。
【私立・自宅通学の場合】月額30,000円または54,000円
【私立・自宅外通学の場合】月額30,000円または64,000円 ※自宅通学の月額も選択できます。
(出典元:
独立行政法人日本学生支援機構

何はともあれ、第一種奨学金だけで、学費や生活費を全て補うのは難しいというのが実情です。よって、「学費を全て奨学金で何とかしたい!」という場合は、利息の付く第二種奨学金まで含めて考えることになるかと思います。

■看護業界独自の奨学金とは?

「利息を払ってまで奨学金を受けるのはちょっと……」という方は、看護業界独自の奨学金を考えてみても良いかもしれません。実は、将来の労働力確保も兼ねて、看護学生向けに独自の奨学金制度を持つ病院もあるのです。病院独自の制度なので、病院ごとに中身は異なりますが、返済の必要がない「給付型」を準備している病院が多いようです。当然ですが、きちんと看護師資格を取ることが大前提にあるので、退学や試験に不合格といった場合には、返済する必要が生じます。また、前述のとおり、病院としては将来の労働力確保という側面もありますので、卒業してから一定期間は、当該病院での勤務が条件になっていることが多いようです。なお、独立行政法人国立病院機構では、加盟病院の中で奨学生を募集している病院を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

(参考)
独立行政法人国立病院機構

病院以外にも、都道府県など各自治体が実施している奨学金(看護師等修学資金貸与事業)もあり、返済免除される「第一種貸与」と返済義務のある「第二種貸与」が存在します。「第一種貸与」を受ける場合は、都道府県が指定する病院で、一定期間(通常5年)勤務することが条件となります。指定される病院は自治体ごとに異なりますが、診療所や200床未満の医療機関といった、比較的小さい病院になることが多いようです。

■看護業界向けの奨学金を選ぶ場合の注意点とは

前述のとおり、一般的な奨学金と比較して、看護業界の奨学金は恵まれていることがお分かりになったかと思います。ただし、返済義務がないからといって、安易に看護業界向けの奨学金を利用するのは考えものです。なぜなら、卒業後一定期間の勤務が条件になっているので、奨学金の利用が将来の勤務先選びも兼ねていると言えるからです。よって、将来自分が看護師になった際、「大学病院のような大きな病院で、夜勤を含めバリバリ働くのか?」、「地域の小さな診療所で、自分のペースで働くのか?」など、自身のキャリアプランをよく考えたうえで、奨学金を借りる先を選ぶことをおすすめします。家族や身の回りの先輩などにも相談して、納得のいく選択をするようにしましょうね!

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