仕事で失敗するのが怖い 恐怖心を乗り越えるには 【心屋仁之助 塾】

仕事で失敗するのが怖い 恐怖心を乗り越えるには 【心屋仁之助 塾】

Bu facebook
Bu twitter
メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「失敗するのが怖い」という、みぃこさん(50歳・司会業)に、心屋塾認定講師の野田和美さんからアドバイスをいただきました。


© kieferpix - stock.adobe.com



■みぃこさんのお悩み
披露宴の司会の仕事をして23年になります。 先日、あってはならない失敗をしてしまいました。 新婦の名前を読み間違ってしまったのです。 新婦ご本人は、「私は気にしていませんよ。大丈夫です」とおっしゃっていただきましたが、お母様がご立腹。

披露宴の翌日、ご自宅まで謝罪に行きました。あの時の、ざわざわ感、恐怖感は、以前にも経験が…。

実は何か失敗したり、叱られたりすると、いつも心が締めつけられ、みんなが私のことをダメな人と思っている、と感じてしまいます。叱られる恐怖感、失敗する恐怖感、好きな仕事ができなくなる恐怖感が消えません。

(お母様には誠意が伝わりお許しをいただきました。 )

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾認定講師の野田和美さんより
みぃこさん、ご相談ありがとうございます。

失敗が許されない場で、失敗する恐怖感が消えない…好きな仕事をされていらっしゃるとはいえ、毎日このような心持ちでいらしたら、さぞかし辛いのではないかとお察しいたします。

みぃこさんが辛いのは、

失敗すると叱られる

叱られるとダメな人だと思われる

ダメな人だと思われると仕事ができなくなる

のようにすべてを結びつけて考え、それがぐるぐると悪循環になっているからだとお見受けしました。

「失敗してはいけない」と心配し続けることは、頭のなかに常に「失敗」がある状態になります。

「みぃこさん、ピンクのゾウを想像しないでくださいね」と言われたとき、頭の中にピンクのゾウが浮かびませんでしたか?

そうなのです。これは心理学で「否定命令」といいます。私たちの脳は肯定と否定が区別できないのです。

ですので、まずは「失敗してもいい」と口にして自分に許可を出し、固くなっている心と身体をゆるめてみてほしいのです。そして、その後に「大丈夫!」という魔法の言葉を自分に言ってあげてほしいのです。


失敗するということは、あなたが「ダメな人」になることではありません。「みんなが私のことをダメな人だと思っている」という「みんな」とは誰のことなのでしょう? ほんとうは誰からダメな人と思われたくないのでしょう? 

もしかしたら、誰かにダメと言われたことが深い心の傷になっているのかもしれませんね。もし思い出したら、その時の怖さを声に出して感じてみてください。「怖いよ~」と。そして、怖い思いをしたみぃこちゃんを受け止めてあげてください。

失敗して叱られて、怖がっていたみぃこちゃんを責めていたのは、ほんとうはみぃこさん自身なのかもしれないですね。

失敗してもあなたはあなた。ダメなところも素晴らしいところも、両方あってみぃこさんなのです。すべて完璧な人はいないのです。

かつてNHKアナウンサーの生方恵一さんが、紅白歌合戦で、引退宣言をした都はるみさんのラストステージ後のアンコールで「ミソラ…」と紹介してしまった騒動がありました。そんなベテランアナウンサーでも間違いはあるのです。生方さんはその後のインタビューでこう答えられたそうです。「あのことがあったおかげで僕は人生を深く生きることができた」と。

みぃこさんも、この失敗を、ダメな自分を責めることや好きな仕事ができなくなる恐怖と捉えるのではなく、誠意を伝えられたみぃこさんのお人柄、失敗を許してくれた人の温かさ、仕事をなお続けていられる環境など、「あること」「できていること」に目を向けてみてください。そうすると「恐怖」より「感謝」や「喜び」が湧いてくると思うのです。

私は大丈夫!
もし失敗しても誰かが助けてくれる!
どんな私でも愛される!
どんな私でも大丈夫!

みぃこさん、「大丈夫!」と唱えながら、今日も好きな仕事をなさってください。そして、「大丈夫!」と唱えながら、ゆるりと今を楽しむ自分を感じてみてくださいね。

・このカウンセラーのサイトを見る


(野田 和美)
元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup