『小学校受験』、いつから、どんな準備が必要?

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小学校受験の準備

「子供には小さいうちから良い環境で教育を受けさせたい」「将来のため、英語教育に熱心な私立小学校に入れたい」「一貫教育で名門大学まで約束された小学校に入れてあげたい」…そんな考えを持つ、教育に熱心なパパやママが増えているようです。

小学校の受験を考えるなら、いったいいつからどんな準備をすればよいのでしょうか。

小学校受験のスケジュールは?準備はいつからはじめるべき?

小学校受験は地域や国立・私立の違いなどによって時期が少しずつ異なりますが、だいたい10月下旬から11月中に行われるところが多いようです。

しかし、学校説明会や学校見学日などは、早いところは5月ごろから始まり、6~7月にピークを迎えるため、それらの学校説明会や9月ごろに多く行われる運動会や文化祭などの見学をし、志望校を確定した上で10月には願書を提出するという流れが多いようです。

ただし、学校によっては考査の内容に違いもあり、それによってしておくべき準備も異なってくることもあります。できれば受験生となる年長さんではなく、年少・年中さんのうちに学校説明会に参加するなどして、早めに対策を始めることが重要です。

試験内容のカギは、“指示行動ができるかどうか”

小学校受験ではどんな試験が行われているのでしょうか。

実にさまざまな分野の問題や課題が出題されているのですが、一言でまとめるとすると『指示行動』ができるかどうかを問われる試験と言えるでしょう。

“先生の話をきちんと聞き、指示を理解し、実行できるか”“ルールを守れるか”などがチェックされます。

また“友達と協力できるか”“意思表示はできるか”などのコミュニケーション力もポイントのひとつです。

それらをチェックするために、小学校入試でよく行われている考査の例を紹介しましょう。

工作・巧緻性テスト編

工作や巧緻性のテストでは、紙コップや割り箸、ストロー、モール、折り紙などの材料をハサミで切ったり、手でちぎったり、ノリやテープを使って貼り付けたりしながら、指示されたものを作っていくテストです。

クーピーやクレヨンで色を塗ったり、お箸を使って小豆やビーズをお皿に移したりするようなテストも出されます。

ここでは、手先が器用か、丁寧か、道具を正しく使えるかを見られるだけでなく、“指示がきちんと聞けているか”“指示を理解できているか”がとても重要なポイントとなります。

ペーパーテスト編

多くの学校で取り入れているペーパーテストでは、次のような分野が頻出問題となります。

  • 図形の模写や、点図形、回転図形などの問題が出される『図形』
  • 数の加減や比較、重さや量の比較などの問題が出される『数量』
  • しりとり、同頭音語、同尾音語、様子をあらわす言葉などを問われる『言語』
  • シーソーを使って誰が一番重いかを考えたり、規則性に基づいて系列を考えたりする問題が出される『推理』
  • 形や順番、名前や絵を覚える力を問われる『記憶』
  • 季節の植物や行事、あいさつやマナールールなどが問われる『常識』
  • 長いお話を聞き、内容について問われる『お話の記憶』

出題は、最初に解き方のお手本を見せてから、テープ(CD)や教師による肉声によって行われるケースが多いようです。

正解を出すのはもちろんですが、「一番多いものに赤い○をつけなさい」「仲間はずれのものに青い△をつけなさい」などという細かい指示を聞きもらさずに解答することも大切です。

また先生から「『はじめ』というまで手はおひざ」「『やめ』と言われたら、すぐに手をとめる」というようなルールを出されていることが多く、そのルールや約束事を守れているかもよくチェックされます。

行動観察テスト編

近年出題が大変多くなっているのがこの行動観察テストです。中にはペーパーテストをせず、行動観察を主にしている小学校もあるようです。

行動観察テストでは、子供たちを何人かのグループに分けて一緒に絵画や制作をさせたり、協力して紙コップを高く積み上げさせたり、用意してあるものを使って自由に遊ばせたりなどし、その様子が観察されます。「みんなでお店やさんごっこをしてください」という指示もあるようです。

自由な中で子供がどういうふうに振舞うか、お友達とどうやって接するか、どんな性格かなど、子供たちの素の部分を見られています。

行動観察の途中で、先生が1人ずつに「今日は誰とどうやってきたのですか」「この絵はどういうところが難しかったですか」などさまざまな質問をしていく“口頭試問”が実施される学校も少なくありません。

この行動観察テストで重要なのは子供が周りの状況をよく見て判断できるかどうかというところです。

自由に遊んでいいと言われたとき、自分勝手にひとりで遊ぶと周りに迷惑にならないか、誰かひとりぼっちになっているお友達はいないか、道具をひとり占めしていると他のお友達は困らないか…そんなことをその場に応じて判断できるかどうかが大切です。

また、他のグループと競うような場合も、相手を応援したり、負けても相手に拍手したりできるかどうかも見られています。

こういったことは一朝一夕で身につくものではなく、長い時間をかけて家庭や幼稚園、保育園などの生活の中で身につくものですから、一番子供の素を見られる厳しいテストとも言えるでしょう。

他にも、親子面接(保護者だけの面接)や、かけっこやケンケン、ボールつき、マット運動など、体操や運動のテストをする学校も多くあります。

パパやママのサポート体制が大切

そんな小学校受験ですが、パパやママはどういう形で子供をサポートすべきでしょうか。

まずは、子供の健康や生活リズムの管理です。

栄養のある食事を与え、睡眠時間を確保したり、勉強だけでなく、公園で思いきり遊ばせて発散させたりするのも大切なサポートです。

また、子供の素を見られる小学校受験においては、日頃の家庭での教育や躾もとても重要です。お話を集中して聞けるように絵本を読み聞かせたり、自分のことは自分でやらせて精神的な自立を促したり、食事のマナーを教えたりすることも受験準備のひとつですよ。

なんでも先回りして子供の手足となることはやめ、子供の意思や「自分でやりたい」という気持ちを尊重してあげることも必要です。

家庭での躾や学習、子供本人の資質だけで合格をつかみとる子供もいるようですが、やはり小学校受験で志望校からご縁をいただいているお子さんの多くは、小学校受験対策をしている幼児教室に通っていたようです。

本気で小学校受験を目指すなら、一度幼児教室の門を叩いてみることをおすすめします!

▼幼児教室の検索はこちら

子供自身の意思というより、親の意思が大きく影響する小学校受験は、“親の受験”とも言われており、願書の内容や面接での受け答えなど、親の熱意や資質が大きく問われるところが多々あります。

また、学校によっては、親の職業などを願書に記載するところもあるように、子供自身はもちろん“家庭”を見られている面も大きいでしょう。

今回ご紹介したように、幼稚園受験で必要とされる要素は、一朝一夕で身につくものではありません。数年先に小学校受験も検討している、というパパやママは、早めに情報収集や準備をしておきましょう!

PHOTO/Niwat singsamarn/Shutterstock 参照/ 首都圏版お受験INDEX「入試ってどんなことをするの?」 にっけん「こんな問題できますか?」 プレジデントオンライン「受験生を持つ親がとるべき「態度と行動」」 みつめる21「小学校情報」

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