バストの老化はブラジャーが守る!? ワコールに聞く年齢に合った下着選びのコツ

バストの老化はブラジャーが守る!? ワコールに聞く年齢に合った下着選びのコツ

2018年7月19日

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社会人デビューしてから早10年。ひとりの社会人として、ひとりの女性として、周囲に不快感を与えないよう、身に着けるものにはそれなりに気を遣ってはいるものの、子どもが生まれ、母となったいまは、どうしても子どもたちを優先してしまって、自分のことはあと回しにしてしまう日々。とくに2人目を出産してからは、自分にかけられる時間には限りが……。

ある朝、ふと気がつきました。「あれ、最近ブラジャーがどうもフィットしないなぁ?」。思い返せば、産後、下着のサイズを見直す時間なんてなかったな、見直すことも必要かな……とモヤモヤしながらも、やっぱり自分のことは二の次になっていたところ、先日、ワコールさんからのご案内で『~セミナー&フィッティング体験企画~「インナーウェアでの印象管理術」』に参加させてもらったことをきっかけに、改めて下着の大切さに気がつきました。そこで今回、セミナーで得た学びと、後日実際に店舗に伺いフィッティングさせてもらった様子をレポートします。

文:菅原 友架(CHIENOWA)
第一印象は「見た目」で決まる。下着が、着こなしに与える影響とは
4月に開催されたセミナー、『インナーウェアでの印象管理術』。そのセミナーのなかで、とても印象に残った言葉があります。

ワコールさんいわく、「ビジネスシーンにどんな服を着るかは大切だけど、『どう着るか』も重要。服の着こなしがだらしないと、相手にマイナスの印象を与えてしまうことも。『ビジネス好印象』をつくる一番の近道は、じつは下着を変えること。同じ服でも、自分のカラダに合った下着にすることで、着こなし方や相手に与える印象がまったく変わってくるんです」とのこと。

それを聞いた私は、はじめ、「下着を変えるだけでそこまで変わるなんて」と半信半疑でしたが、聞くところによるとワコールさんでは、「人間科学研究所」という専門研究機関を1964年に設立し、これまで50年以上にわたり4万人以上のデータを集計。同一人物の体形変化の追跡計測を行い、女性のカラダと美しさの関係についての研究を行っていて、これらのデータをもとに、「ゴールデンカノン(※1)」という美しさの指標を導き出したのだそう。この指標をもとに、それぞれの年代に応じた下着設計や、個々へのアドバイスを行っており、自分のカラダに合わないサイズの下着を着用していると、加齢によるバストの変化にも違いが出るとの研究結果も出ていました。

※1「ゴールデンカノン」とは、「寸法ではなくバランスの良さを重視した美の指標」。体の大きさや細さではなく、バストラインやヒップラインなどそれぞれのバランスが大切で、一人ひとりが自分の個性を生かした美しさを追求できるという考え方が基盤にあります。

3万人のボディサイズのデータをもとに導き出された「ゴールデンカノン」
肩紐の弛み、胸のハミ肉……。やりがちな下着のNG例をチェック
自分が本来持つ体の美しさを引き出すには、自分のバストに合った下着の着用が必須! 配布された資料のなかで「NG例」として描かれたイラストを見て、うんうん、あるある、と思わず大きくうなずく。きっと心当たりがあるのは私だけではないはず……?
●サイズの合っていない下着をつけた場合の「NG例」

うきブラ:身体を左右にひねると、カップが胸から浮く
はみブラ:両腕を振ると、胸のお肉が脇からはみ出てくる
ずれブラ:バンザイをすると、ブラジャーがずれ上がる
おちブラ:両肩を回すと、ストラップが落ちる
ゆれブラ:ジャンプをすると、胸が大きく揺れる
つりブラ:まえかがみになると、ブラジャーの後ろ側が上がる

「NG例」には、自分のバストに合っていない下着着用時のイメージイラストがズラリ。あなたも心当たりありませんか?
加齢とともに変わる体型。バストのカタチも変わっていく
加齢や出産により体型が変化していくなかで、胸も例外ではないというお話もありました。

バストは、年齢とともにデコルテのボリュームが落ち、全体的に下がってしまいます。しかも、筋肉がないため、運動などで鍛えることができません。特に加齢によるホルモンバランスの変化から、バスト全体が柔らかくなり、乳房を支える「クーパー靭帯」が伸びきってしまうとのこと。その結果、形が変化しやすくなるのだそう。

また、体型変化が始まる年齢には個人差があり、早い人だと20代からバストの形も変わってきてしまうとのこと。はぁ、目をつむりたい、と思った私ですが、残念ながら「一度変化してしまうともとには戻らない」という悲しい現実も知りました。まさに傷口に塩……。

加齢によるバストの変化

20代の頃と同じ下着はNG! カラダ年齢に合った下着選びを
さらに、私が最近ふと感じた「下着がフィットしていない」という違和感の答えも、セミナーではわかりやすく解説されていました。

20代、30代、40代と、加齢によって変化するカラダに合わせて設計された下着を身に着けることで、バストの位置が正しい位置になる。そのため、見た目年齢に差が出ると同時に、その後の体型維持にもつながるとのこと。バストのサイズが変わらないからといって、若いときと同じ下着を使っていてはダメなんですね。

サイズが変わっていなくても、バストの形は加齢とともに変化していく
また、ワコールさんによると、下着を購入するときに「いつも(もしくはたまに)採寸してもらっている」という人は合計で約50%しかいないそうです。つまり、残り50%は毎回採寸せずに自分の感覚で下着を選んでいるということ。しかし、多くの人は自分のサイズを勘違いしていて、実際採寸してもらうと、なんと70%以上の人が思っていたサイズと違ったということもあるそうです。
実際にフィッティングを体験。そこで得た3つの気づきとは
セミナーで下着選びの大事さを学んだことで、いても立ってもいられなくなり、実際にお店へ行ってきました! ブラジャーのフィッティングなんて、じつに大学生以来! そんな大層なことでもないのですが……(笑)。

下着のフィッティング経験は学生以来の筆者(左)。ビューティーアドバイザーの方と相談しながら選んでいく
まず、ビューティーアドバイザーの方に案内してもらいながら、気になる下着を何種類かピックアップ。いままではデザイン重視で下着を選んでいましたが、ビューティーアドバイザーさんに好みを伝えながら、「深めのワイヤーがお好みでしたらこちらです」「すっきりとスタイリッシュに着こなしたいならこちらがお勧めです」など一緒に選んでいただきました。

一回いっかい、肩紐の長さ調節やトップ位置の確認を行いながら試着。そこで、3点ほど気づいたことがありました。

1.洋服を着たとき、他人にどのような印象を与えたいかによって、選ぶべき下着が異なる

ビューティーアドバイザーさんからお話を伺うなかで、ブラジャー1つとっても、自分がどのような印象に見られたいかによって選ぶべき商品が異なる、ということを知りました。

たとえば、ジャケットやシャツスタイルをかっこよく着こなしたいときには、胸をスッキリ見せるタイプ。胸もとの開いた服を着るときは、谷間が綺麗につくれるタイプ。ほかにも、脇下をすっきりみせるタイプや、ボリュームをトップにもってくるタイプ、もっとグラマラス(またはスリム)に見せるタイプなど……。着る服やシチュエーションに応じて身に着ける下着を変えることによって、印象を自由に変えられる楽しみがあるのだ、ということをいまさらながら学ぶことができました。

2.試着の際は下着だけの状態でチェックするのではなく、その上に服を着て「どう見えるか」をチェック

与えたい印象から逆算して下着を選ぶやり方を学んだところで、今度は実践です。試着のときにはちゃんと上から洋服を着て、着こなしを確認するひと手間が大切。

ビューティーアドバイザーさんから、「下着だけの状態と、その上に洋服を着てみた状態では、また印象が違いますよ」とアドバイスをいただいたので、下着を試着するたびに、上から自前のブラウスを着用してみました。すると、胸が協調されているように見えた下着も、実際にブラウスを着てみると、意外とスッキリ見えて、その印象の違いに驚きました。みなさんも、下着のフィッティングをするときには、ぜひ、その上から洋服を着てみて、どんな着こなしになるかチェックしてみてくださいね。

3.フィッティングをすると、新しい発見が必ずある

フィッティングをしてみたことで、自分は本来正しいとされる位置よりも無意識に下の位置で着けていたことがわかりました。それと同時に、アンダーのサイズが大きすぎるものを着用していたことも判明。ブラジャーの場合、同じサイズでも、商品によってワイヤーの幅や深さやが異なり、自分の体型に合っていないものを着用するとキツく感じてしまうそう。

また、私のように、オーバーサイズのものを下の位置で着けてしまうクセを持つ人はとても多いのだとか。アドバイザーの方からは、「会った瞬間に、一目で菅原さんの下着に対するクセがわかりました」と言われ、見る人が見ればわかるのかぁ、さすがプロ……と驚愕しました。
忙しい毎日だからこそ、たまには自分メンテナンスが大切
今回の体験を通して、下着のフィッティングの大切さや、下着選びの「目利き」の奥深さを知ることができ、この歳にしてたくさんの学びがありました。

私の場合、朝6時に起きて、朝ごはんを食べさせ、子どもを保育園に送り届け、仕事をして、帰宅後は溜まった家事をして……子どもたちが眠りにつく21時すぎまで、とにかく息つく暇はありません。1日はあっという間で、家族や子どもたちが中心の毎日ですが、今回をきっかけに、一瞬でも立ち止まって自分と向き合う時間を持つことができました。なによりも、自分に合った下着を着けていることで、気持ちが凜とする気がします。女性って、身につけているものでその日のテンションが上がることもありますよね。ときには自分自身の優先順位を上げて、自分をメンテナンスしてあげることの大切さを実感しました。

まだフィッティングを体験したことがない方は、ぜひ、店舗に足を運んでみてください。大げさかもしれませんが、これまで知らなかった自分と出会えるかもしれませんよ。

ブラジャーだけでなく、ガードル(機能性ボトム)も服をキレイに着こなすために重要なアイテム。特にパンツスタイルには欠かせないそうです
プロフィール
菅原 友架(すがわら ゆか)
株式会社クレディセゾン グローバル事業部 グローバル戦略企画部。8歳の男の子と5歳の女の子のママ。
取材協力
ワコール 西武池袋本店

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