老後に住むなら……賃貸と持ち家どっちが安心?

老後に住むなら……賃貸と持ち家どっちが安心?

Bu facebook
Bu twitter

いつかは自分の家を持ちたい!と思いつつ、住宅ローンや地震で家が壊れてしまった時の急な出費など、費用面が少し心配。とはいえ、賃貸に住み続けた場合、老後の少ない年金で家賃を支払っていけるかどうかもわからないし……。老後のことを考えた場合、賃貸と持ち家、どちらのほうが安心して生活できるのかな?そんな疑問をお持ちの方に読んでいただきたいコラムです。

■賃貸と持ち家のメリット・デメリットとは?

「老後のことを考えた場合、賃貸と持ち家のどちらが良いのか?」についてですが、個人的には、現役時代と老後とでは考えるべきポイントが変わってくると思っています。そこで、まずは一般的な賃貸と持ち家それぞれの、メリット・デメリットをみていきましょう。

【持ち家の場合】

メリット デメリット

・家賃を支払う必要がない
・将来的に売却することも可能 

・居住地が固定されてしまう
・家の修繕などを自分で行う必要がある
・古くなっても同じ家に住む必要がある
・固定資産税がかかる


【賃貸の場合】

メリット デメリット

・家族構成やライフプランなどに合わせて
気軽に引っ越しができる

・家賃を払い続ける必要がある
・賃貸契約を更新する際に更新料がかかる


当たり前ですが、持ち家のメリットは賃貸のデメリット、賃貸のメリットは持ち家のデメリットと相反するものになっていることがわかりますね。

■老後住むなら……賃貸と持ち家、どちらがおすすめ?

それでは、老後の生活を考えると、賃貸と持ち家のどちらが良いのでしょうか?

FPという立場から言うと、「持ち家」です。理由としては、やはり「家賃がかからない」という点が大きいです。老後の生活を考えてみてください。よほどお金に余裕のある人でなければ、年金で生活の大半を支えていくことになります。老後になると時間的な余裕ができ「やりたいことが色々とでてくる」一方、年金だけで「やりたいことが全てできる」という人はそう多くありませんよね。そんな中、「毎月の家賃を払い続けることは簡単なことではない」ということが容易に想像できるのではないでしょうか。

また、現役時代にはデメリットと感じていた居住地の固定も、老後にはデメリットにならなくなるでしょう。なぜなら、現役時代であれば家族構成の変化や急な転勤など、居住地を変えなければいけないような事情も多々あるかと思いますが、老後はそのようなことも少なくなるからです。なお、古い家に住み続けるなんて……という方もいるかと思いますが、若い時ほど引っ越し自体が楽ではなくなるので、築年数が経ったからといって気軽に住居を変えようと思うこともそれほどなくなるでしょう。これらのことから、現役時代はデメリットに感じていた「居住地の固定」や「古くなった家に住み続けなければならない」といったことは、老後にはあまり影響がないということがわかりますよね。

もちろん、持ち家の場合は修繕費用がかかるといった面もありますが、賃貸であったとしても家賃を支払い続けなければならないことを考えると、それほどデメリットとはいえないのではないでしょうか。

■現在賃貸で暮らしている場合、すぐにでも家を買うべき?

前述のように、老後は賃貸暮らしよりも持ち家のほうが良いと思っています。では、現役時代に早めに家を買っておいたほうが良いのでしょうか?

これに関しては、必ずしもそうとは言えません。現役時代は賃貸のほうが適応性に優れていて良いということであれば、退職後に住宅を購入するというのがかなり現実的な選択肢になるかと思います。というのは、現役時代に必要な間取りと老後に必要な間取りは異なるからです。お子さまがいる方は子供部屋も必要ですが、子供が巣立ってしまった老後においてはどうでしょう?老後も子供部屋は必要でしょうか?基本的には、老後であれば現役時代ほど広い住居は必要ありませんよね。広さが必要ないということであれば、それだけ安い値段で住宅を購入することが可能ということです。

また、現役時代と老後とでは住宅に求めるものが変わってくるでしょう。現役時代は駅までの距離の近さを重視していた方も、老後は近くの病院の有無などが利便性に影響を与えるようになってきます。当然、バリアフリーに関しても、老後はシビアに考えるでしょう。現役時代は苦にならなかった階段が、老後は大きな障害になるかもしれません。このように老後必要なものは、現役時代に必要なものと一致しませんよね。

そして、何より老後に差し掛かったタイミングで住宅購入をした場合、新しい家に住むことができます。老後を快適な住居で過ごすということは、実に贅沢なことだと思います。こういった観点から、現職時代に居住地を固定してしまうことに抵抗がある方は、老後に家が買えるよう今からしっかり蓄えておくようにしましょう。現役時代は、資金がそれほどなくても住宅ローンで購入することができますが、老後は基本的に現金で一括購入する必要があります。
素敵な老後生活が過ごせるように、今からしっかり資金準備をしておきましょうね!

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup