出産祝いで絶対喜ばれる「プチバトー」。創業124年ブランドがママに人気な理由

出産祝いで絶対喜ばれる「プチバトー」。創業124年ブランドがママに人気な理由

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ネイビーのヨットマークが目印のブランド、PETIT BATEAU(プチバトー)。1893年に子どもの肌着メーカーとしてフランスで創業し、今年で124年を迎えます。丈夫で着心地が良く、着る人を引き立てるシンプルなデザインで、フランスはもちろん、日本をはじめ世界中で愛されています。また、上質な仕上がりから、日本では出産祝いの贈り物としても定評のあるブランド。長年に渡り、赤ちゃんから大人まで多くの人に愛されている秘密とは? 今回はプチバトーのこだわりだけではなく、ベビー服を選ぶ際に役立つポイントを、代官山店ブティックマネージャーの濱里弥生さんに教えてもらいました。


取材・文:梶山ひろみ 撮影:川上秋レミイ
プロフィール

濱里弥生(はまざと やよい)
プチバトー ブティックマネージャー。
http://www.petit-bateau.co.jp
「かわいい」だけじゃない。機能も優れたベビー服だから長く愛されている
—実際に使ってみると、その質の良さにリピート買いする人が多いというプチバトーのベビー服。独自のカラーリングやデザインが魅力ですが、デザインにはどんなこだわりがあるのでしょう?

濱里:服だけが目立つのではなく、お子さんの個性を生かすように、シンプルでありながら、子どもらしさを忘れないデザインが多いですね。プチバトー独自のデザインがいくつかありまして、1970年に生まれて以来、現在も大人気のボーダー柄は、フランス語で「千の縞」を意味する「ミラレ」と名づけており、1メートル中に、2色の糸で1,000本のストライプを編み上げることで、繊細で美しい模様と丈夫さを兼ねた生地になっています。あとは「マリニエール」と呼んでいるボーダー柄もプチバトーのアイコンのひとつです。

新作の「マリニエール」ボーダー柄トップス
—「ミラレ」は、ベビーからキッズだけでなく、大人向けのウェアでも用いている、言わばプチバトーの代名詞ともいえるアイテムですよね。

濱里:そうですね。ほかにも、女の子の服でいうと、キャミソールのひもや首もとの縁がモコモコとした「ポワンココット」というスカラップ風デザインがあるのですが、これはかわいらしく飾っているだけでなく、脱ぎ着によって伸びやすい部分を補強する役目もあります。

補強とデザインを兼ねた「ポワンココット」
—子ども服は、色使いや装飾が派手なものが一般的ですが、プチバトーの場合はサイズを大きくしたら大人でも着られそうなシックなデザインが多いですよね。使用する色味を限定するなどの工夫があるのでしょうか?

濱里:インハウス(社内)のデザイナーが色もデザインも一貫して決めています。使用する色の制限はありませんが、毎年キッズからレディース、メンズまで共通したシーズンカラーを決めているので、おそろいで楽しむ親子も多いです。今シーズンのカラーは、グリーン、ブルー、マスタードイエローなどの深みのある色合いでそろえています。おとぎ話に出てくる主人公をイメージしたコレクションなので、木の実柄やお花柄のほか、さりげなく動物柄を入れて遊び心を加えています。

右は女の子、左は男の子のおすすめコーディネート
定番のショーツもボディ型ロンパースも、約100年前にプチバトーが生み出したもの
—ほかにも、プチバトーらしいエピソードがあればぜひ知りたいです。

濱里:赤ちゃん用のショーツを作ったのはプチバトーが初めてなんですよ。それまで、ヨーロッパで赤ちゃんの下着といえば、腰から足首まであるカルソンと呼ばれるスパッツみたいな型のものばかりだったんです。

—現在、一般的にも使われている「ショーツ」は、プチバトーが生み出したものだったんですね!

濱里:そうなんです。プチバトー(小さな船を意味するフランス語)にはブランド名の由来になった童謡(「Maman les p’tits bateaux」)があるんです。そのなかに子どもが歌う「ママン、水の上を走る小さなお船には、あんよがあるの?」という一節があるのですが、それを耳にした創立者のピエール・バルトンが、船から脚がにょきにょきと生えている姿を想像したそうです。その発想から、子どもが脚を動かしやすいようにと、ベース型をした「ショーツ」のかたちに結びついたと聞いています。

プチバトー発祥とされるショーツ(ユニセックス)
—その発想がきっかけとなって、1918年にショーツが生まれたんですね。

濱里:はい。カルソンのレッグ部分を大胆にカットして出来上がったのがショーツ(プチバトーでは「プチ・キュロット」と呼んでいる)です。あとは、ベビー服では定番の上下つながったボディ型下着(ロンパース)もプチバトーが初めて作ったものなんですよ。上下が分かれたセパレート型しかなかった1980年代に、動いてもお腹が冷えないようにと、スナップボタン付きボディ型下着が生まれました。

—なるほど。100年以上の老舗ブランドだけあって、プチバトーがいまのベビー服のベースを作ったと言ってもいいかもしれないですね。

お話を伺った濱里さん。後ろに映るのは船をあしらったプチバトーのロゴ

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