出産や育児。人生のライフイベントを大切にできる働き方を提案したい。【100人100色】

出産や育児。人生のライフイベントを大切にできる働き方を提案したい。【100人100色】

会社員・26歳・未婚

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いろんな女性の働く・暮らすを知ること『100人100色』 Vol.24

それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。

今回は東京都の品川区在住の篠山美季さん(26)をご紹介します。
大好きな仕事を一生続けたいと思っても、出産や育児といった人生のライフイベントに直面して、迷いを感じる人も多いのではないのでしょうか。
どんな人でも柔軟に働くことのできる環境づくりをめざしたいという篠山美季さんの、これまでと現在、これからを語っていただきました。
これまでのキャリアや現在の仕事内容を教えてください。

前職では、日本で初めてのキッズルーム付きコワーキングスペースのコミュニティーマネージャーをしていました。
私は4人兄弟の末っ子で、10歳の時にはすでに甥っ子姪っ子がいたんです。子育てと仕事の両立の難しさを目の当たりにする一方で、子どもの成長の喜びを知り、両親や兄弟の仕事の話にいつもわくわくしていました。
仕事を頑張ることも家族や友人と過ごすことも趣味を楽しむことも、全て人生の大切な要素。だからこそ、ワークかライフかではなく、今の日本の働き方をもっと柔軟にして、みんなが大切にしたいことを大切にできる世の中にしたいと思っていました。


そんな時にコワーキングスペースの取り組みを知り、入社を決めたんです。
コワーキングの運営では「ここに出会って本当に良かった」と言ってくださる方もいて、非常にやりがいを感じていました。当時の利用者は起業家やフリーランスの方が中心で仕事も働き方も自分で選択をしてきておりキラキラしている方ばかり。一方で、本当は今の会社で働きたいけどこの働き方では難しい・・という声もたくさん聞いていて、日本の働き方を変えていくなら、やはり企業側を変えないといけないと思い、転職を決意しました。


現在の会社では人事を担当しています。会社の10周年記念イベントの企画・実行に関わったり、オフィス移転を前にソフト・ハード両面から、働き方における課題解決に取り組んでいます。決して簡単ではないですが、やりがいのある仕事だと思います。
これまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。

会社の創業10周年記念イベントの企画・実行を任されたときのことです。入社して3ヶ月目の大仕事でした。全グループ合同で行う初めてのイベントで、参加者も200人を超えるものでした。
本番の2ヶ月前に任されることになったのですが、諸事情により場所も内容もほぼゼロからのスタート。無事に本番を迎えることができるのか、ずっと不安でした。
でも、他のメンバーは「何とかする!」という姿勢を崩さないんですね。かっこいいなと思いました。みんなそれぞれ自分たちの業務がある中、決して妥協することなく準備を進めました。
当日の盛り上がりと参加者の笑顔は忘れられない一番の思い出です。

10周年記念イベントで代表へのサプライズ。グルーブ全社員で練習してダンスを披露した。
これまでの仕事でぶつかった壁はありますか? 

前職のコワーキングスペースでのお話ですが、当初子連れの会員はコワーキングに併設されたキッズルーム内で、パパもママも子どもと一緒にお仕事をしていました。
運営に関わる前は「仕事もできるし、子どもとも一緒にいられるオフィスって最高!」と思っていました。でも、子育て経験のある方には容易に想像できると思いますが、現実はそんなに甘くなく……子どもが大きくなるにつれて、同じスペースで一緒に仕事をすることの限界を目の当たりにしました。


そこで、思い切って保育補助システム(パパ・ママが仕事している間、スタッフが子どもをお世話する)のリリースに踏み切りました。
サービスも料金形態もガラッと変わり、案を作った時には見えていなかった問題点が次々と現れ、既存会員の方にはご迷惑をおかけしました。離れていくことなく応援してくださった会員の皆さんと、ずっと一緒に頭を悩ませ向き合ってくれたスタッフには感謝しかありません。仕事に打ち込み、子育ての苦労も経験したスタッフがいたからこそリリースすることのできた温かさの詰まったサービスだと思います。
日ごろから習慣にしていることはありますか?

毎朝出勤前に職場近くのカフェに寄り、ソイラテを飲みながら読書をしています。仕事の前にONとOFFの中間の時間をもつことで、スムーズに仕事のスイッチが入り1日をスタートできます。
前職を辞める直前にKindleを買ったのですが、コワーキングの会員の方から送別のプレゼントに「素敵な読書の時間を」とAmazonのギフトカードをいただきました。おかげさまで読みたかった本をたくさん読んでいます。
あなたなりの息抜きやストレス発散の方法を教えてください。

筋肉痛になるほど思いっきり運動をして、ゆっくりお風呂に入ることが最高のストレス発散ですね。また、ランニングを始めるようになって自分と向き合う時間ができました。
でも早朝や就業後に一人で走るのはなかなか続けられず、10周年イベントで全社員でダンスを披露したのが、運動にもなり、良い思い出づくりにもなったことから、いっそ運動を仕事の一環にできるのではないかと考えました。
内定者から執行役員まで巻き込んで、会社としてリーボックフィットネスバトルレースに出場したのは、健康を推進する会社の後押しもありましたが、その発想から生まれたアイデアです。大好きな運動で、会社の仲間と目標に向かって突っ走るのはとても楽しい経験でした!

筋トレを頑張って仲間と出場したリーボックフィットネスバトルレース
あなたの生活の中でのお気に入りを教えてください。

お気に入りは、パソコンのフォルダに保存した甥っ子や姪っ子たちの写真と動画です。落ち込んだ時に見て元気をもらっています。

大阪に住む甥っ子や姪っ子の写真が元気の源
これからチャレンジしたいことを教えてください。

働き方がネックで仕事を離れなくてはならない人をなくしたいです。コワーキングで働いていた時、会社としても辞めてほしくない、本人も続けたい、でも今の働き方だと続けられない……という理由で離職した人から多くの相談を受けました。もちろんポジティブな理由で会社を離れる方もいらっしゃいましたが、働き方がフィットしないことで大好きな仕事をやめなければいけないのは本当にもったいないと感じました。
一人一人の事情は異なっても、みんながそれぞれ新しい働き方のパイオニアになれる仕組みを作っていきたいです。
「母も祖母も年齢に関係なくやりたいことにチャレンジし続けていて、その様子がキラキラ輝いて見えて、とても憧れています」とも語ってくれました。幼い頃から家庭と仕事を両立する生き方に触れ、それが現在の仕事や将来のビジョンにつながっているのでしょう。
「経営者も社員も気づかなかったような新しいアイデアで“働く”を変革する存在になりたいです」という篠山さんは、日本の働き方を変える未来のイノベーターかもしれません。

いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトとの共同記事です。

「日常の食のコト」で暮らしを楽しくするライフスタイルマガジン ケノコト
http://kenokoto.jp/

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