「やる気」と「できた!」を引き出すトークンエコノミー。夏休み、親子で嬉しい成功体験を積もう!

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夏休み、親子で「トークンエコノミー」やってみませんか?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161008147

いよいよ夏休み。

長い休み中だからこそできることに挑戦したい、お手伝いや宿題などに継続的に取り組める習慣をつくりたい。でもいざ「お花に水をあげる」「絵日記を毎日書く」などと目標を決めても、なかなか続かず、結局三日坊主に終わってしまう…気づけば子どもを口うるさく注意して険悪に…そんな経験をする親子も多いのではないでしょうか?

そこで、発達ナビでは、親子で楽しく取り組める、トークンエコノミーシステムをご紹介します。目標を立てて取り組み、できたらごほうびと交換できるという仕組みです。「できた!」が見える化されやすい方法なので、発達障害のある子にとっても取り組みやすく、療育現場などでも広く取り入れられています。

今回のコラムでは、発達ナビ特製の「トークンシート」もダウンロードできます。ぜひ、この夏、親子で取り組んでみませんか?

トークンエコノミーの仕組み

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トークンエコノミーシステムは、自己コントロールを育てるほめ方のひとつです。

望ましい行動を促すために、ごほうび(報酬)を利用するという方法で、事前に本人と目標や課題を決め、その課題ができたらシールをあげたり、スタンプを押してあげたり、ポイントをあげます。そしてポイントを集めると好きな活動やものと交換できるシステムです。

トークンエコノミーの仕組みはいろいろなところで取り入れられています。例えば、お店で買い物するとスタンプが1つもらえ、10個貯まると景品と交換してもらえるといったポイントカードもその一つです。

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お店にとっては、ポイントカードによって「商品を買ってもらう」という望ましい行動を促します。ここで大切なのは、「努力に見合う」と感じ、ご褒美をあげる側と取り組む側が合意できることです。

つまり望ましい行動をした結果がお客さんに取っても嬉しいごほうびであること、そしてその課題や回数が「頑張ればできそう!」と感じられることです。

もらえるものがうれしくない、欲しくないものだったら初めから取り組もうとしないかもしれません。また、あまり行かないお店なのに、スタンプを100個集めなくてはならないとなると、途中で挫折してしまう、ということもあるでしょう。

ですが、上手に目標と報酬が設定できれば、次第にポイントを集めること自体が楽しくなって、気づけばお店に行くのも習慣になっている、という経験のある人もいるのではないでしょうか?

子どもと取り組むトークンエコノミーシステムも、このポイントカードと同じような仕組みです。最終的には、トークン(ごほうび)がなくても、その行動ができるようになることを目指します。

トークンエコノミーシステムのメリットは?

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・結果がシールやスタンプなどで見える化でき、できたことに着目しやすい
・その場でご褒美にするものや活動がなくてよい
・目標と、目標までの見通しがたてやすい
・シールやスタンプを集めること自体も楽しめるので継続しやすい など

ポイントをためてご褒美と交換するシステムなので、行動の直後にご褒美がなくても見通しを持って努力し、達成することを経験から学べます。この経験は、例えば大人になった時に給料の仕組みを理解しやすくなるなど、将来のセルフコントロールにもつながります。

例えば「お菓子を毎回買ってあげるのはちょっと…」というときなど、子どもとスモールステップで課題に取り組んでいると、ご褒美(強化子)を毎回提示することが難しいこともあります。そんな時は「10回できたらお菓子」というポイント制は便利です。

また、夏休みなどで目標を決めてじっくり取り組みたい機会や、特に頑張りたいことがある時は、決まったご褒美(強化子)以外のちょっと特別なご褒美を設定することで、より継続しやすく、頑張れる場合もあります。

トークンのやり方&ポイント

発達ナビオリジナルのトークンシートは5回分と10回分の2種類あります。子どもの目標設定にちょうどいい方を選んで、下記のリンクからダウンロードし、プリントアウトしてください。

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「約束したことができたらシールが1枚貼れるよ。シールが貯まったら、ご褒美と交換できるよ。やってみない?」など、トークンエコノミーシステムについて説明します。

子どもと何に取り組むか、何回でご褒美と交換できるかを決めます。シートの貼るスペースは5回と10回で作成してありますが、回数は減らしても大丈夫。保護者が決めて押し付けることのないよう、話し合って一緒に考えると良いでしょう。

子ども自身が納得してチャレンジすること、その子にとって適切な課題設定をすることがモチベーションと達成感を両立させます。

そこで、最初は好きな活動に取り組んだり、回数も初回や難易度の高い課題の時は少なめの回数にしたり、簡単にご褒美がもらえるようにすると「頑張れば交換できる」という仕組みがより理解しやすくなるでしょう。

1つできた印に何をするか、ご褒美は何がいいかなども、子どもが選ぶようにし、親子で合意しながら決めます。

ポイントは、少し頑張ったらできる回数にすること、子どもにとって嬉しいご褒美にすることです。

できた印もモチベーションとして機能するように、好きなキャラクターのシールにしたり、子どもが自分でスタンプを押したり、その子が楽しく取り組めるものを工夫するとよいでしょう。

トークンシートに約束を書き込み、子どもと一緒に取り組みます。シートは見えるところや課題に取り組む場所の近くに貼っておくとよいでしょう。

できた時はできるだけその場ですぐに具体的に褒めます。シールなどを子ども自身に貼ってもらいます。決めた回数がたまったら、ご褒美と交換します。

うまくいかない時はどうすればいい?

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トークンエコノミー法に取り組んでも、三日坊主で終わったり、続けられなかったりする時は、何が原因なのでしょうか?以下の視点で、目標設定が適切かどうか、子どものモチベーション付けができているかチェックしてみましょう。

・課題の難易度は難しすぎ、あるいは簡単すぎないか?
・保護者がしてほしいことを、子どもの同意なく押し付けていないか?
・ご褒美は子どもにとって嬉しいものか?
・飽きずにモチベーションが維持できる回数を設定しているか?
・強化子をあげるタイミングができた時から時間が経ち過ぎていないか?

親子で「やったね!」「できた!」が見える夏休みにしよう

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トークンエコノミーシステムは、親子で楽しみながらモチベーションを維持するのにぴったりの方法です。ぜひ、発達ナビのトークンエコノミーシートをご活用ください。夏休みに頑張りたいことを親子で話し合い、「できた!」の瞬間を一緒に喜べるチャンスをたくさんつくりましょう!

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