叱りつけると火に油!?イヤイヤ期ピーク魔の2歳児の取り扱い説明書

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イヤイヤ期 叱り方のコツ

“魔の2歳児”ともいうべきイヤイヤ期は本当に大変!何もかもに聞く耳を持たず、駄々をこねて泣きわめくばかりか、引っかいたり噛みついたり、物を投げつけたりする子供も…。「誰もが通る道とはいえ、これは見過ごしていいの?」「もっと強く叱ってしつけた方がいいのでは?」と心配になるパパ、ママもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、2歳児の成長・発達段階に応じた、効果的な叱り方を考えてみましょう。

2歳児のイヤイヤは正常な成長過程

子供は、1歳半頃から自分と他人の存在を意識し始め、2歳になると、“自分と、自分以外のたくさんの人”という世の中の構図をしっかりと認識できるようになります。だからこそ、「これは私の!」「僕がやる!」というように『自分』を主張するようになんです。

また、2歳になると乳児期に比べて記憶力や自立心が発達するため、「上着を着たらお外に行ける」「あのすべり台はおもしろいから見かけたら必ずやりたい」など、“楽しい・嬉しい”記憶をベースとした欲求が生まれるもの。でもその思いは伝わっても、いつでもすべて叶えてあげられるとは限りませんよね。

すると2歳児は、「思っていたように事が進まない」というガッカリ感や怒り、抗議の気持ちを、言葉でうまく伝えられない代わりに泣く・かんしゃくを起こすなどし、何とか我を通そうとするんです。

相手の気持ちや周りの状況まではまだ気遣えないので、いつまでもこだわって泣きわめき続けるのも特徴です。

つまり、嫌だと泣いて自己主張するのは、2歳児にとって正常なことなのです。

叱るのではなく、ルールを教えよう

イヤイヤが正常な成長過程であることはわかりましたが、周りの人に迷惑をかけることや、危険なことを好き放題やらせるわけにはいきませんよね。

ただ、2歳児に関していえば、『叱る』ことは少し早いのがやっかいなところ。『叱る』が通用するのは、“世間のルールに対して自分のしたことが悪いことであるわかる”ようになってから。2歳児にはまだそこまでの理解力が備わっていないのです。

そこで2歳児には、まず子供の思いに共感して気持ちを落ち着かせた上で、「これはいい」「これはダメ」という基本的なルールを教えることからはじめましょう。

どうしてダメなのか、なぜ危ないのかをきちんと説明すれば、理解してくれるのが0~1歳児との違いです。

「突然車が来るかもしれないから、道路に飛び出すと危ないね。白い線の内側を歩こうね」「おもちゃがぶつかると、ママが痛いよ。血が出るかもしれないよ。だから投げるのはダメだよ」といった理由を、子供にもわかる言葉で伝えてあげましょう。

伝え方のポイントは“怒らない”“穏やかに”

イヤイヤを繰り返す子供に、「どうして泣くのよ!」「もういい加減にして!」と怒りたくなること、ありますよね。でも、怒りは火に油をそそぐだけではなく、子供に恐怖心を植え付けてしまう原因にもなります。

親は子供のイヤイヤに振り回されず、落ち着きを保てるように頑張りましょう。「何がイヤだったの?」「あなたはどうしたいの?」と穏やかに言葉をかけ、子供なりに考えが整理できるように仕向けられるといいですね。特に危険なことに関しては、根気よくルールを繰り返し伝えることが大切です。

ただ、怒らないことが大切とはいえ、「おもちゃがぶつかった!痛いヨ~!!」などとふざけたリアクションをしてしまうと、「おもしろい」「ママも楽しんでいる」と勘違いされ、エスカレートすることもあります。穏やかながらも真剣な口調で伝えるように心がけましょう。

手に負えない場合は子供が気持ちを切り替えられるように導こう

とはいえ、一度火がついてしまった子供はそう簡単に落ち着くものではありません。何を言っても無駄、ということも多々あります。そんなときは、全く関係のない遊びや歌で気をそらせてしまうのもひとつの方法。

子供自身、どうやって気持ちを鎮めていいかわからないこともありますから、「親としてちゃんとルールを教えなきゃいけないのに、またごまかしてしまった…」なんて悩む必要はないんですよ。

また、「もう少し続けていいよ」と気持ちを受け止めながら、「じゃあ、この時計がピピピピって(アラームが)鳴ったらやめようね」とか、「あと5回だけやっておしまいにしよう」というような、“切替点”を示してあげるのも上手なやり方です。

なお、基本的なことですが、子供は空腹や眠気、もしくは体調不良などで機嫌が悪いこともあります。冷静に子供の様子を観察しつつ、対応しましょう。

イヤイヤ期の子育てはイライラが募りがちですが、イヤイヤ期は一過的なもの。子供を研究するつもりで冷静に、穏やかにトラブルを回避しつつ、成長を待ってあげましょう。

PHOTO/Nagy-Bagoly Arpad/Shutterstock 参照/ 暮らしニスタ「恐怖のイヤイヤ期をどう乗り切る?知っておくべき上手な対処法」 All About「子供が癇癪(かんしゃく)を起こすメカニズム」 保育Rプラス「保育士さん必見!子供のあやし方と上手な叱り方のコツ」

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