5~10歳が発症ピーク!知能低下も引き起こす『もやもや病』って?

5~10歳が発症ピーク!知能低下も引き起こす『もやもや病』って?

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もやもや病

手足のマヒや言語障害を引き起こす『もやもや病』という病気をご存知ですか?このもやもや病、実は発症年齢のピークは5~10歳なうえ、日常生活の飲食や運動での動作が引き金となって突然発症しやすいというから、要注意なんです!

もやもや病とはいったいどんな病気なのでしょうか。

もやもや病は脳の血管に生じる病気

もやもや病とは、別名『ウィリス動脈輪閉塞症』ともいわれる脳の血管に生じる病気です。

脳の太い動脈の輪(ウィリス動脈輪)が細くなったり詰まったりしてしまうことで、脳に流れる血液の量が減ってしまい、一時的な手足のマヒや突然ろれつが回らなくなるというような言語障害を引き起こすといいます。

血液が行き渡らなくなると、それを補うために周囲から細い血管を網のように作ります。そのときの脳血管が“もやもやとした血管”に見えることから、もやもや病と呼ばれています。

5歳~10歳に発症しやすい!?子供のもやもや病に注意!

もやもや病の発症年齢は、5歳~10歳の小児期と、40歳前後の成人後がピーク時期といわれています。

子供の場合、過呼吸などで脳の血流が不足してもやもや病になるケースが多く、熱い食べ物を食べるのにフーフーと冷ます動作や、笛など息を吹き込む楽器の演奏時、息がきれるような運動などが引き金となって、突然もやもや病を発症するようです。

子供の場合は、マヒや、知能低下、けいれん発作などの症状がでますが、マヒするの側(右側か左側か)が発作のたびに変わるような場合はとくに、もやもや病が疑われるそうです。

治療法は投薬のみ 脳卒中を起こすと外科的手術の必要も

もやもや症の症状は、その多くが一時的に発症し、数分から数十分で回復するのが特徴。そのため病院の受診などが遅くならないよう、注意が必要です。

もやもや病の治療法としては、血液を流れやすくするお薬を使うことはありますが、投薬により症状を改善させたり、出血を予防したりする効果はないそうです。

脳の血管がつまり、脳卒中を起こしてしまった場合は、投薬し症状が安定した段階で、閉塞した血管の代わりに新たに血流を供給するためのバイパスをつくる外科的手術をすることもあります。

子供がもやもや病だとわかったら、激しい運動や、リコーダーやハーモニカなどの楽器の演奏は控るなど、日常生活に注意するだけでなく、手術も視野に入れて早めに専門医に相談するのが良いでしょう。

治療によって症状が安定すれば、日常生活に過度な制限もなく暮らしていけるといいます。

もやもや病は、自覚症状がないまま進行していくことも多い難病だそうです。

とくに発症年齢のピークである小児時期は、子供自身で気づくことも難しいのではないでしょうか。

子供にもし今回紹介したような症状が見られたらすぐに気づいてあげられるよう、このような病気についても知っておきましょうね。

PHOTO/Niwat singsamarn/Shutterstock 参照/ 難病情報センター「もやもや病」 ミナカラ「子供にもなる気がつきにくい難病「もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)」の主な症状と治療法を知っておこう」 KOMPAS慶應義塾大学病院医療・健康情報サイト「もやもや病」

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