え、そんなに!? 生理前のPMSによる経済損失は年間1兆円!

え、そんなに!? 生理前のPMSによる経済損失は年間1兆円!

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ブルーカレント・ジャパン株式会社「ホルモンケア推進プロジェクト」事務局から、女性の生理前に起こる「PMS」に関する情報が寄せられました。

■PMSとは

月経が近づくと、なぜか気持ちが落ち込む、イライラが止まらない。体が重く、仕事や家事に身が入らない……女性であれば、程度の差こそあれ、誰しもが経験します。これはPMS(Premenstrual Syndrome:月経前症候群)と呼ばれる、月経前に起こるさまざまな心身の不調の一例。約8~9割の女性がPMSに悩んでいるという調査もあり、そのうち2人に1人は「PMSの諸症状によって仕事の効率や生産性、家事に影響が及んでいる」と回答しています。
また、約2~3割が「社会的な活動に支障をきたしている」「家族や職場の人間関係に問題が生じている」と答えるなど、PMSの影響は、本人だけでなく家族や職場の人間関係にも及んでいます。

■PMSによる経済損失は年間約1兆円

アメリカでの調査によると、PMSによる生産性低下を経済損失として算出すると、女性1人当たり年間で4,000ドル(日本円にして約50万円)以上になることがわかりました。この数値を基に、日本に当てはめて算出すると、年間約1兆円の経済損失が生じていることになります。また、近畿大学東洋医学研究所所長、女性医学部門教授の武田卓教授が宮城県仙台市内の高校4校で調査したところ、「月に1日以上欠席」してしまう生徒が11.9%という結果に。明らかに、PMSが女性の健やかな生活を脅かしていることがわかりました。

現在、日本では安倍晋三総理大臣の旗振りのもと、「すべての女性が輝く社会づくり」と推進し、女性の役員・管理職の増加を提唱しています。しかし、ホルモンケア推進プロジェクトの調査によると、「管理職や責任のある仕事への昇進を打診されたが辞退した」という人が253人中17%もおり、辞退を考えた人も合わせると62.5%にのぼりました。女性の社会進出を推進する上で、PMSや女性ホルモンについての理解促進は重要であると言えます。

■社会全体で「PMS」への理解を

PMSが職場や学校などでの生活に及ぼす影響などについては、まだまだ理解されていないことが多く、生理前の女性の体調不良に関して「やる気が足りない」「体調管理がなっていない」と評価されてしまうケースも多いと思われます。
しかし近年、この女性特有の体調不良に関して原因、メカニズムを社員へのセミナーなどで啓発し、女性がより働きやすく勤務をコントロールできる環境作りを意識している企業も増えてきています。男性や、PMSの症状が軽い女性たちも含め、PMSの及ぼす影響について理解できるよう企業や個人が取り組むことも、女性の社会進出、女性による経済創出を後押しする大切な努力といえるでしょう。

■まとめ

生理のない男性には理解してもらいにくい「PMS」。PMSによって女性が年間1兆円も経済損失を作ってしまっている事態には驚きを隠せませんね。今の労働環境が男性に合わせて形成されてきたということもひとつの原因ではないでしょうか。周囲のPMSへの理解と女性が勤務しやすい環境づくりが急がれますね。

(マイナビウーマン編集部)

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