所得税の還付申告をし忘れたらどうなる?期限はあるの?

所得税の還付申告をし忘れたらどうなる?期限はあるの?

Bu facebook
Bu twitter


年末調整のおかげで12月はいつもより振り込まれる給料が多いから、なんだか得した気分♪そういえば今年は医療費が結構かかったから、還付申告を忘れずにしないと!でも、年末年始って何かと忙しいから、手続きし忘れちゃいそうだな……。もし、申告し忘れたら、やっぱり泣き寝入りするしかないのかな?

■還付申告とは

まずは確定申告と還付申告の違いについて説明したいと思います。

確定申告は、自営業で事業所得がある方などが1月1日から12月31日までの間に獲得したすべての所得を計算し、納付すべき所得税と復興特別所得税の税額を確定・申告することです。
一方、還付申告はサラリ-マンのように確定申告をする義務のない方(※ただし、一部の方を除きます)が確定申告することにより、納付し過ぎた所得税の還付を受けることができる制度になります。よって、そもそも確定申告をしなければならない自営業の方は関係ありません。本来、サラリーマンの方は年末調整によりその年の所得税が精算されますが、たとえば医療費など、年末調整で対応することができないものに関しては確定申告をしない限り、納付し過ぎていても所得税が還付されないままになりますので注意が必要です。

■還付申告の対象とは

では、前述の医療費を含め、還付申告の対象となるものにはどのようなものがあるのでしょうか?
還付申告の対象となる項目は、以下の通りです。

----------------------------------
・床面積が50平方メートル以上であること等、一定の要件に該当する住宅を購入した場合(初年度のみ)
・原則10万円以上の医療費を支出した場合
※ただし、高額療養費等の医療費を補てんする保険金・給付金は除きます
・寄付をした場合
----------------------------------

なかでも代表的なのは医療費控除ですが、そもそも医療費控除の対象となるものは、治療費や診療費はもちろん、通院や入院の際に発生した交通費、入院の際に提供される食事代なども対象となります。また、ご自身だけでなくご家族の分の医療費も合算して申請することができます。ただし、美容整形や予防注射など、美容目的や単なる健康増進に該当するものは、医療費控除の対象とはなりませんので注意が必要ですね。なお、医療費控除を申告する際には、源泉徴収票および領収書が必要となります。特に、領収書は医療費を支出した「証明書」になりますので、紛失を防止するためにもきちんと管理しておく必要があります。そして、領収書などの情報をもとに、「医療費明細書」を作成することになりますが、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を活用すれば、必要な情報を入力するだけで簡単に作成することができますので、活用してみてはいかがでしょうか。
※国税庁「確定申告書等作成コーナーはこちら

■還付申告し忘れた!?申告期限はいつまで?

気づいたら還付申告をし忘れてしまっていた!なんて方もいらっしゃるかと思います。では、還付申告をし忘れてしまった場合、諦めるしかないのでしょうか?

安心してください!実は、還付申告をし忘れた場合でも、過去5年間に遡って申請することが可能なのです。たとえば、昨年2015年分の医療費控除の申請をし忘れてしまった場合、申告対象年の翌月である2016年から2020年の12月31日までの間に還付申告することで、還付を受けることができるということです。

いかがでしたでしょうか?そもそも過去5年間に遡って還付申告ができるということを知らなかった人、還付申告をし忘れてしまったけれども「たいした金額ではないから……」とそのままにしてきた人、さまざまいるかと思います。一見するとたいした金額に思えなくても、長い目でみると、還付を受けるのと受けないのとでは大きな違いがでてくるでしょう。手続き自体もそれほど面倒くさいものではないので、こういった小さなお金のことも意識するようにしてみてくださいね!

元のサイトを見る

関連する記事

この記事のキーワード

RANKING
YESTERDAY

WHAT'S CHIENOWA?

staff_pickup