子どもたちが作り上げたロボットやゲーム!創造力が炸裂した「ワンダーメイクフェス4」徹底レポート

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IT×ものづくりにどっぷりハマれる1日!「ワンダーメイクフェス」が開催!

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2017年10月15日「みんなが主役」のIT×ものづくり発表会「ワンダーメイクフェス4」が開催されました!今年で4回目となるワンダーメイクフェスは年長・小学生~高校生の子どもたちや、プログラミング・ITに興味のあるすべての方に向けたイベントです。

このイベントを主催するのはIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」。LITALICOワンダーでは、プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといった、 テクノロジーを活用したものづくりに触れる機会を子どもたちに届けています。ひとりひとりに合わせた授業で発達が気になるお子さんも安心して通塾しており、LITALICOワンダーでものづくりやテクノロジーなど、「好き」をフックに得意なことや興味のあることが見つかり、その子の自信や自己肯定感を育てていくことにつながることも珍しくないといいます。

ワンダーメイクフェスは、最新のIT×ものづくり体験ができる無料ワークショップや、LITALICOワンダーに通う子どもたちによる作品発表・展示などを通じて、IT×ものづくりを思う存分体験できるイベントとなっています。

今回から会場はお台場の日本科学未来館に移り、来場者数は昨年の倍以上にあたる約4500名にのぼりました。

会場では、子どもたちが壇上で自分の作品の発表をするプレゼンテーション発表や、自分の作品を並べて来場者の方に実際に触ってもらうブース出展などが行われています。また、ポスターや動画で自分たちの作品を紹介する試みも!

さらに、プログラミングやデザインなどが学べる専門学校や通信制高校による学校説明会ブース、協賛企業による展示ブースなども多くの人で賑わっていました。

「みんなが主役」ってどういうこと?

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ワンダーメイクフェスでは、照明、スライド音響、マイクの受け渡しなども「子どもスタッフ」が担当します。

オープニングでは、LITALICOワンダー渋谷に通うお子さんが自ら制作したというオープニング映像が上映されます。動画に登場するイラストから撮影、編集まで手がけたという力作でした。

発表者も来場者もスタッフもこのイベントを楽しもうという司会の挨拶の後、共に司会を務める子どもスタッフの女の子が自己紹介。和やかな雰囲気でイベントの幕が上がります。

発表者だけではなくこうした運営面での参加もできるからこそ、ワンダーメイクフェスは「みんなが主役」なのです。

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みんながクリエイター!会場が大きく沸いたプレゼンテーション発表

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プレゼンテーション発表は、未来プレゼンホール、イノベーションプレゼンホールの2会場で、同時にスタートしました。子どもたちは一人ひとり壇上に上がり、大勢の観客を前に、自分の作品について発表を行います。

プレゼン時間は1人3分で、質疑応答が1分。観客は配られたフィードバックシートの「ナイス! プレゼン」「ナイス! テクニック」「ナイス! アイデア」「ナイス! デザイン」の4つの中から1つ選び、発表者にフィードバックを行います。その後、審査員からも発表者一人ひとりにコメントし、作品の講評を行いました。

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舞台に上がった子は、緊張しつつもどこか誇らしげな表情で、思い思いに作品のこだわりポイントについて発表を行っていました。発表のスライドの中にも、作品を紹介する動画を組み込むなどして、観客に作品を伝える工夫が凝らされています。

発表後の質疑応答では、大人や子ども問わず多く質問が飛び交い、観客も率先して参加している様子が印象的でした。

小学3年生の女の子が制作した「大福キャッチャーゲーム」の発表ではプレゼンテーションの途中で拍手喝采となる場面も。

彼女が発表したのは「大福ちゃん」というキャラクターが、画面上方から落ちてくる苺大福をお茶盆でキャッチするというゲームです。大福の他にもダミーのジュースが落ちてくるのですが、キャラクターがジュースに触れてしまうと「お茶とジュースは相性が悪い」ということで、「ビミョー」という画面が表示される仕組みになっているそう。

ゲームのデモ映像ではかわいらしいキャラクターが登場し、無事クリア画面が映ると観客から暖かい拍手が起こりました。観客フィードバックは「ナイス!アイデア」と「ナイス!デザイン」が多くを占める結果に。発表者の女の子は照れながら「嬉しい」と感想を述べました。

審査員の1人である、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社 簗瀬洋平さんも「こういうゲームでは、ただ落ちてくるものをキャッチするゲームを作りがち。でも、その中でちゃんと相性が悪いものを作って、『右に行きたいけど、ジュースが…』というジレンマを作っているところが、ちゃんとゲームになっていて感動した!」と、称賛の声を送っていました。

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発表の中にはグループで作品を製作した子どもたちもいました。男の子2人組で製作した「19xx」という本格的な3Dシューティングゲームは、“19xx年のフランスで地図に載ってない集落が舞台。恐ろしい熊に村が襲われ、その生き残りの人々の依頼で熊を倒す、という凝った設定がなされています。

プログラムとデザインを2人で分担し、建物などほぼ全ての素材をオリジナルで製作したことを、プログラムのコードを披露しながらアピールしました。

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観客フィードバックでは「ナイス! プレゼン」「ナイス! テクニック」「ナイス! アイデア」「ナイス! デザイン」が満遍なく出る結果となりました。

簗瀬さんからは「グループでものを作ることはとても難しいこと。この年齢で人と組んでものを作る経験をしたことは素晴らしい!」というフィードバックが。

しかし、2人はすこし不満気の様子で「プログラミングのことを言われたかった…」と舞台上でちょっぴり悔しそうです。それは、2人のゲーム制作への真剣な思いの表れでもあり、クリエイターとしての強い心意気を感じることができました。

子どもの積極性に驚き!さまざまな作品が入り乱れるブース出展

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エキシビションホールでは3タームに分かれてブース出展を行っていました。総勢126名もの子どもたちが、自分の作品とプレゼンボードを机に並べ、来場者・審査員に積極的にアピールしていました。

作品はどれも独創的なものばかり。ホワイトボードマーカーで描いた線を消してくれる「お掃除ロボット」や、ゼロからプログラミングした完全オリジナルの「宝探しゲーム」など、ロボットやゲーム、3Dの映像など作品の幅もさまざまでした。

ブース出展の会場では、音楽が流れると「アピールタイム」の合図。自分の作品についてマイクを通して、アピールしたい子ども達が「はい! はい!」と飛び跳ねている姿が印象的で、子どもたちの情熱と自信が感じられました。

また、その積極性はそれぞれのブースでももちろん健在。ブースの前を通りかかった人々に、「遊んでいきませんか?」「試していきませんか?」と声がけを行う子がたくさんいて、活気があふれていました。

出展者によってはプレゼンボードのほかに、自分の名刺や自作のチラシを用意している子も。作品を作るだけでなく、「自分の作品をどう見せるか、そのためには何が必要か」という部分までしっかり考えていることがよく伝わってきました。

第3部の表彰では、電動義手HACKberryの開発者であるMission ARM Japanの近藤玄大さんが、義手ロボットを作った男の子に審査員賞を送りました。

この男の子が作った義手ロボット「A-arm」は超音波センサーによってモノのサイズを認識し、ペットボトルなどを自動で握ることができるというもの。1メートルほどある木材も簡単に持ち上げることができる頑丈なつくりでした。

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近藤さんは「僕らはオープンソースで世界に向けて発信しているので、ぜひ自分の得意なところを活かして、開発も発信も頑張って欲しいという思いを込めて表彰させてもらいました」とメッセージを送って下さいました。

義肢装具(義足や義手)などは特に、生み出すだけでなく、それを必要としている人に届ける必要がある、と発信の重要性について考えさせられるお話でした。

受賞した男の子は景品の義手を自ら作った義手で受け取り、「嬉しいです。本当に嬉しいです」とその喜びを伝えました。

ワクワクが詰まった体験コーナー&ワークショップ!

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プレイグラウンドではIT×ものづくり体験ワークショップが開かれていました。当日は普段教室に通っていない一般来場の初心者の方も、プログラミングでロボットを動かしたり、ゲームやアニメーションを作ったりすることが体験でき、たくさんの子どもたちで賑わっていました。

テクノロジーゾーンでは、企業や個人クリエイターによる最新のITツールやガジェットに触れられるとあって、子どもだけでなく大人も興味津々の様子。

中でも、3Dプリンターで実際にグッズを作る過程を紹介するブースには常に子どもが張り付き、その制作過程を熱心に眺めていました。また、企業の方から聞いた説明を子どもたちがそのまま、その後来た人々に説明しており、子ども達の吸収力の高さが感じられました。

モノづくりは年齢をも超える!

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お昼頃にはゲーム作りやプログラミングを専門的に学べる学校や通信制の学校による学校説明、体験ブースが賑わいを見せました。

ある高等学校のブースでは「宇宙エレベーター」という大会に過去出品した作品を持参しており、参加した子どもたちは嬉々として作品に触れていました。

出展した学校の先生は「今日はうちの生徒も来ているのですが、どうやら子ども達と共鳴する部分があるみたいで、一緒になって、ここで新たな機体を作ってしまったりと、影響を受けているようです。」と話してくださいました。

子どもたちの自由な発想が、大きな可能性を秘めていることに改めて気づかされます。

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大盛況のうちに幕を閉じた「ワンダーメイクフェス4」。子どもたちにとって実際に活躍する大人たちからのフィードバックを受けることができる貴重な場となったことでしょう。

そして、大人にとっても、子どもたちの作品のレベルの高さ、そして大きな成長の可能性を改めて感じることができる有意義なイベントでした。

可愛らしさあふれるゲームから、本格的な3Dゲーム、義手ロボットまで、大人顔負けの作品が数多く並び、見る人を大いに驚かせる作品を作った子どもたち。

幼い頃から育んだ創造力や多感な感性が、この先どんな花を咲かせ、世の中にどんな影響を与えてくれるのか楽しみですね。

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