シュタイナー教育で実践されている、エポック授業とは?

シュタイナー教育で実践されている、エポック授業とは?

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シュタイナー教育に興味をお持ちの方も多いことでしょう。シュタイナー教育の特色はいくつもありますが、その中心にあるのがエポック授業です。今回は、日本で行われている一般的な授業と大きく異なるエポック授業についてご紹介します。

エポック授業とはどんなもの?

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Florian K./CC BY-SA 3.0
エポック授業とは、シュタイナー教育を実践する教育機関で行われる中心的な授業(メインレッスン)のことです。毎朝100分前後の時間を使って、国語、算数、理科などから1つの教科を3~4週間続けてじっくり学びます。
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Guanacaste Waldorf School/CC BY-SA 4.0
ただし、その時間ずっとその教科だけを学ぶというわけではなく、体を動かしてウォームアップしたり、音楽や芸術活動を取り入れたりと、さまざまな内容が含まれます。また、一度学んだ教科はしばらく休んで子どもたちに深く浸透したのち、ふたたび取りあげられます。そのため、頭だけでなく、体験を通じた深い学びができるのです。
なお、シュタイナー教育では、原則として8年間(小・中学校に相当)にクラスや担任が替わることはないため、担任はすべてのエポック授業を担当します。

教科書を使わないエポック授業

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Littlekidmoment/Shutterstock
エポック授業では教科書を使いません。その代わりに、エポックノートと呼ばれるスケッチブックのようなものが与えられ、授業で学んだことを自分で書き入れ、それが生徒独自の教科書になるのです。文章だけでなくイラストなども描くので、カラフルなエポックノートができあがります。

例えば文字を習うときには、ただ暗記するのではなく、文字ができた成り立ちも学びます。発音して、絵に描いて、意味を覚える、という手と心で感じる教育が基本なのです。

子どもたちへの効果は?

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エポック授業では1つのことにじっくり取り組みます。また、知識を無理やり頭に詰め込むのではなく、体験として自分のものにしていきます。授業の進め方はゆっくりかもしれませんが、自ら学ぼうとする力の基礎を作っているのです。

家庭でエポック授業を実践するには

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エポック授業に興味を持った方は、ぜひ家庭でも実践してみましょう。シュタイナー教育では「芸術としての教育」を目指しています。クレヨンを使って描いてみる、自分で歌ってみるなど、芸術的な要素を取り入れた体験を通して学ぶことを心がけてみてはいかがでしょうか。親子で一緒に工作したり、芸術作品を直接目にする機会を設けて、子どもの感覚に働きかけるのもおすすめです。

ゆったりとした豊かな時間を忘れずに

じっくり学ぶ時間を作る、芸術的な体験を重視するなどのエポック授業のエッセンスは、現代の忙しい子どもたちにとって、より重要なことかもしれません。本格的なシュタイナー教育を受けさせるのは難しくても、子どもたちと少しでもそんな豊かな時間が持てるように、普段の生活のなかで意識できるといいですね。

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