子供の自主性を引き出す『かきくけこの法則』とは?

子供の自主性を引き出す『かきくけこの法則』とは?

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子供の自主性

口うるさく言わないとなかなか行動しなかったり、すぐに親に助けを求めたり…そんな子供の姿に、「しっかり自立できるのかしら?」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。子供の自主性を引き出しやる気を高めるためには、親の関わり方も重要です。今回は「自分でできる子」を育てるために、親が気をつけなければいけないポイントをご紹介します。

子供の自主性を高める『かきくけこ』の法則とは?

PHPのびのび子育て(2014年12月号)「自分でできる子」になる7つの方法』で、子供の自主性ややる気を高めるために必要なこととして、『かきくけこ』の法則が紹介されていました。

『かきくけこ』とは、「かんがえる」「きかくする」「くふうする」「けいかくする」「こうどうする」の頭文字。子供にこれらの機会をたっぷり与えられているか、逆に奪うようなことをしていないか、チェックしてみましょう。

かんがえる

自分の頭で考えることが大切。親の考えを押し付けていませんか?

きかくする

子供のひらめきや発想を認めましょう。「できるわけないでしょ」など否定していませんか?

くふうする

自分で創意工夫することでできた喜びも倍増します。「こうすれば簡単よ」などと安易に手助けしていませんか?

けいかくする

子供に自分で計画を立てさせましょう。「親の言うとおりにやる」ことを強制していませんか?

こうどうする

子供を信じて、自由に行動させましょう。過保護になっていませんか?

子供の自主性を引き出すためには「親のガマン」も必要

『かきくけこ』の法則を知って振り返ると、「良かれと思って助けていたけど、子供の成長の機会を奪っていたのかも……」と思い当たる方もいらっしゃるのではないでしょうか。とはいえ、かわいい子供が困っていれば手を差し伸べたくなるのも親として当然の気持ち。子供の自主性を育てるための上手な関わり方のポイントを3つご紹介します。

1. チャレンジは見守る

子供が新しいことに挑戦しようとしているときや、何かに夢中になっているときは、思うに任せてやらせてあげましょう。あれこれ口出ししたい気持ちはグッと我慢!子供から少し離れて、見守ってあげるのが親の務めです。

2. 「やってあげる」のではなく「一緒にやる」

なかなか取り組まないときや、できないとすぐに弱音を吐くとき、キビキビテキパキした親ほど「仕方ないわね」「次からは自分でやってね」なんて言いながらすべてやってあげることが多いもの。でも、これではいつでも親に頼る癖がついてしまいますよね。「手伝ってあげるから一緒にやろう!」「ママ、○○くんと一緒にしたいなぁ」など上手に声をかけて、実際に行動させることが大切です。

3. 成果をほめるときは理由も一緒に

「頑張ったらできた」という経験は子供を成長させますが、それをほめてもらうことで達成感はさらに高まります。

ほめるときは「できるようになってすごいね」「ピアノ、上手だったよ」などと成果だけを取り上げるのではなく、ほめる理由も一緒に伝えると効果的!「転んだりすりむいたり痛い思いもしたけど、毎日頑張って練習したもんね。だからできるようになったんだね。すごい!」とか、「タッチがしっかりしていたし、強弱もよくついていて上手だったよ」というように具体的にほめれば、自分自身の行動が成果につながったことを理解しやすく、自信もより深まるでしょう。

金メダリストの親も自主性を引き出す声掛けをしていた!

オリンピックに3度出場し、バルセロナでは金、アトランタで銀のメダルを獲得した柔道家の古賀稔彦さんは幼少期、自主性を伸ばす声掛けをされて育ったといいます。古賀さんのお父さんは普段から、「~しろ」「~をやれ」ではなく、「~してみようか」「~やってみるか」という話し方で古賀さんに接していたんだとか。

中でも、こんな印象的なエピソードがあります。

ある日、お父さんの運転で練習場に向かった少年時代の古賀さんとお兄さんは車内の暖かさにウトウトしてしまいます。お父さんの「着いたぞ」という声は聞こえてはいたものの、あまりの気持ちよさについ寝たフリ…。するとお父さんは、そのまま家に引き返してしまったそうです。

家に帰っても何も言わない父親にビクビクする兄弟。お母さんがパイプ役となり、「お父さんは、本当に一生懸命柔道をするなら連れて行くって言っているよ」と助言してくれます。それで正座で「また柔道場へ連れて行ってください」とお願いしたところ、連れて行ってくれました。

そこから、「やる気があるなら応援するが、やる気がないなら別にやらなくてもいいんだよ」という親のスタンスを知り、自主的に練習に取り組むようになったということです。

子供の勉強や習い事など、つい「ちゃんとやりなさい」と強制してしまいがちですが、子供の自主性を引き出すためには、あえて本人に任せるという選択も必要だとわかるエピソードですね!

親が思っているよりも、子供はしっかりしているのかもしれません。子供の力を信じて、まずは「手を出さずに見守る」ことから始めてみましょう。

PHOTO/Alinute Silzeviciute/Shutterstock 参照/ PHPのびのび子育て 「自分でできる子」になる7つの方法 PHPファミリー「子どもの自立を奪う親の『NG行動』」 スクスクのっぽくん「プロフェッショナルに聞く!生きる力の育て方 柔道家 古賀稔彦さん」

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