母子家庭だけど子どもを大学に行かせたい!教育費はどう備える?

母子家庭だけど子どもを大学に行かせたい!教育費はどう備える?

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わが家は、いわゆる母子家庭。子どもにはしっかりとした教育を受けさせて、大切に育てたい。とはいえ、気になるのが今後の教育費。母子家庭でも、子どもを大学に通わせることはできるのかな?日々の生活ですら精一杯なのに、どうやって教育費を準備すれば良いんだろう……。

■母子家庭の場合、大学の進学費用はどう備える?

「わが家は母子家庭だから、子どもが望むような教育を受けさせてあげられないかもしれない……」そんな風に思っている方はいませんか?

もちろん、母子家庭だからといって、お子さまの大学進学を諦める必要は全くありません!とはいえ、今後の世帯収支に関しては考えておく必要がありますので、以下で詳しくみていきましょう。


(出典元:平成23年度全国母子世帯等調査結果報告/厚生労働省

上記の通り、母子家庭の平均年収は223万円、同居親族含めた平均世帯収入(お子さまのアルバイト代など)でも291万円です。やはり、収入面では厳しい状況が伺えますね。

次に、私立大学の学費についてみてみましょう。


(出典元:私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について/文部科学省

上記の通り、入学金・授業料・施設設備費を合計すると、1,311,644円。もちろん入学金が発生するのは初年度のみですが、世帯年収が300万円に満たない母子家庭にとっては、入学金の有無に関わらずとても大きな金額ですよね。

ここまで読んで、「とてもじゃないけど、そんな額のお金準備できない……」そう思った方は、奨学金などの貸付制度を積極的に利用してみることをおすすめします!その際は、シングルマザー向けの制度を最大限に活用すると良いでしょう。たとえば、都道府県単位で行っている、「母子父子寡婦福祉資金」という貸付制度があります。最大の特徴は、無利子であるという点です。通常の奨学金には利子が発生しますが、「母子父子寡婦福祉資金」は利子の負担が無いため、こういった制度は最大限活用したいですね。※ただし、連帯保証人の有無などで利子が発生することもあります。

■その他、母子家庭の場合に考えておくべきこととは?

前述では、母子家庭の場合の進学費用の備え方についてみてきました。では、その他に考えておくべきことは何かあるのでしょうか?

最も大事なことは、ご自身の体調です。「体が資本」とよく言いますが、大病や大きな怪我などをしてしまうと、仕事を続けていくことも難しくなってしまう恐れがありますよね。そうなると、大幅な収入減と医療費の二重の痛手を受けることになってしまいます。よって、元気に働き続けられることは、特に母子家庭の方にとっては大事なことといえます。そのためにも、無理をしないで休む時は休むなど、体調管理をしっかりするようにしましょうね。もちろん、万が一大病をしてしまった時のために、医療保険などで備えることもお忘れなく!

また、各種助成制度もしっかり利用するようにしましょう。シングルマザー向けの代表的な助成制度が「児童扶養手当」です。子どもが1人の場合は42,330円/月の給付を受けることができ、子どもが2人の場合は+10,000円(つまり、52,330円/月ですね)、3人目以降は+6,000円/月ずつ加算されていきます。こういった資金を、一部でも良いのでしっかり貯めておくことができれば安心ですよね。なお、収入次第で、上記より金額が減らされることもありますのでご注意ください。

いかがでしたでしょうか?前述の通り、足りない部分は奨学金で補う!と割り切って、できる範囲で貯めていきましょう。ご相談に来られる方のなかには、「奨学金は借金だから可哀想……」とご自身の資産をすべて学費に費やそうとお考えの方もいますが、ファイナンシャルプランナーとしてはあまりおすすめできません。なぜなら、ご自身の資産を費やすことで学費が全額賄えたとしても、ご自身の老後資金が足りなくなってしまえば、結局成人したお子さまに迷惑をかけることになってしまうからです。その際、成人したお子さまに新たな家庭があったら、親への金銭的補助は想像以上の負担になってしまうのではないでしょうか?そして何より、子どもにとって親が幸せに生きていることは嬉しいことです。そういう意味でも、教育費だけに捉われず、ご自身の老後資金も含めて一度ライフプラン設計をしてみてはいかがでしょうか?

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