貯金をするなら……目的別に口座を分けたほうが良いの?

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将来のためにと何となく始めた貯金。何のための貯金か?までは考えておらず、月日が経った現在も1つの口座で管理しているという方もいらっしゃるでしょう。では、貯金をするにあたって、1つの口座にまとめるのと目的別に口座を分けるのとどちらが良いのでしょうか?

■貯金をするなら……目的別に口座を分けるべき?

「お金を貯めるコツは、目的別にお金を色分けすること」なんて話を聞いたことがある方も少なくないかと思います。では、この「お金を色分けする」とは、いったいどういうことなのでしょうか?

仮に、ご自身の預金残高が1,000万円あったとします。一見すると安心できる金額にみえますが、今後の利用目的によっては不安な金額にもなりかねません。どういうことかというと、たとえば来年には住宅購入の予定があり、数年後には子どもの私立中学の受験が待っていたとするといかがでしょうか?この場合、先に訪れる住宅購入にお金を使い過ぎてしまうと、子どもの進学費用が足りなくなってしまう恐れがありますよね……。このような事態を避けるために、500万円は住宅費用として残りの500万円は進学費用として分けて管理しておくと、預金残高の合計自体は前述と同じ1,000万円ですが、使いすぎてしまう心配がなく安心ですよね。これを「目的別にお金を色分けする」と呼んでいます。

では、「お金を色分けする」にあたって、目的ごとに口座を分ける必要はあるのでしょうか?

答えは、お金の管理が得意か不得意か次第といえます。あまりお金の管理が得意ではない方は、目的別に口座を分けておくことをおすすめします。具体的には、「住宅購入」「子どもの教育費」「老後資金」といった用途ごとに口座を持つということですね。一方、ご自身でしっかりお金の管理ができる方は、1つの口座にある程度まとめてしまっても問題ありません。

■目的別に管理するなら、口座はいくつ持っておくのがベスト?

では、目的別に複数口座を持つならば、いくつくらいがベストなのでしょうか?

個人的には3つ程度がベストだと思います。たくさんあったほうが良いようにも思えますが、引っ越しなどの度に手続きしなければならないことを考えると、個人的にはあまり口座の数を増やすのはおすすめできません。特に女性の場合は、結婚のタイミングで氏名変更の手続きもあるので、あまり金融機関を増やしてしまうと手続きが面倒になりがちです。

それでは、いざ3つ程度の口座を用意する場合、その内訳はどのように考えれば良いのでしょうか?

まず1つめは、普段の生活費用の口座ですよね。こちらは、いわゆるメインバンクの口座と考えてください。2つめは、しばらく使わない支出に備える口座があると良いでしょう。普段の口座と分けることで、計画的に貯蓄することができます。なお、この場合は少しでも高い金利を求めて、ネット銀行などを利用しても良いかもしれませんね。そして3つめは、老後資金など長期的に備えることのできる支出のための口座ですね。長期的な貯蓄ということで、こちらに関しては銀行の口座である必要はありません。せっかくならば賢く備えるために、1つくらいは証券会社の口座を持っておくことをおすすめします。

なお、子どもの教育費に関しては別途子ども名義の口座を作ることで、子どもの教育費以外のためにはお金を下ろしづらくなるのでおすすめですよ。

■口座を複数持つ場合の注意点とは

では、前述のとおり「お金の管理が得意ではないから、口座を複数用意しよう!」と思った場合、何か注意すべき点はあるのでしょうか?

最大の注意点は、口座の存在を忘れないことです。特に、「ヘソクリ」はご自身しか口座の存在を知らないので注意が必要です。口座の存在自体を忘れてしまっては、せっかく目的別に分けてお金を貯めた意味がありませんよね。なかでも注意が必要なのは、信用金庫や地方銀行といったローカルの金融機関の場合です。引っ越しして居住地が変わると、これまで利用していたローカルの金融機関が近くにないなんてこともしばしばあります。そのため、定期預金など一定期間預け入れているものは、存在そのものを忘れてしまう可能性がありますよね。

もちろん、「口座の存在なんて忘れるわけない!」という方もいらっしゃるでしょう。では、暗証番号やログインID、パスワードはどうですか?しっかり把握できていますか?前述のとおり、今後の利用目的によっては、少しでも高い金利を目指してネット銀行やネット系の証券会社を利用することも珍しくありませんよね。このような口座は毎日利用するわけではないため、普段使いの口座と違い、ログインIDやパスワードを忘れてしまいがちです。複数の口座となると、ログインIDやパスワードの数も増えるため、より忘れてしまうリスクがありますよね。実際に筆者も、若い頃に作ったネット証券口座のIDやパスワードを忘れてしまい、再発行の依頼をした経験があります……。また、子ども名義の口座も同様です。作ったのは良いけれど、いざ引き出すタイミングになって暗証番号がわからない……なんて事態に陥ることも想像できますよね。

このようなことから、複数の口座に分けてお金の管理を行う場合は「口座の存在を忘れない」ということと、「ログインIDやパスワードを忘れない」ということの2つに注意する必要があるのです。

いかがでしたでしょうか?金融機関の口座管理は、人によって千差万別です。ご自身にとって一番やりやすい管理方法を見つけてみてくださいね!

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