自己肯定感がアップする!子どもの「自慢」を引き出すコツって?

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やめたくても自分ではどうすることもできない「辛い記憶のフラッシュバック」

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10736004608

発達障害の診断を受けている方の中には、自己肯定感が低くマイナス思考に陥りがちで、日常の些細な失敗や他人の言動に傷つき、苦しんでいる方が大勢います。

私自身、楽しい出来事はたくさんあったはずなのに、鮮明な記憶として何度もフラッシュバックするのは失敗経験や傷ついた記憶ばかりで、当時と同じ辛い・悲しい・恥ずかしい気持ちを何度も反芻してしまいます。

そして、「あの時もダメだった」と落ち込み「どうして自分はあんなことを言われなければならなかったのか」と憤り、「ひどい言葉を言われるにふさわしい人間だからだ」と結論づけてしまうことによって、自己肯定感はますます低くなっていくのです。

「あれが楽しかった」「これがステキだった」とプラスの記憶を朗らかに語る人をまぶしく思いながら、そんな風になれたらどれだけ楽しい人生なんだろうと、そっと思いを馳せてみたりします。

私と同じように、子どもたちも辛い記憶が何度も襲ってくることに疲れ果てたのか、失敗したり怒られたりするのを極端に嫌がるようになりました。

人気ドラマでも語られた「自己肯定感」。どうしたら養うことができるの?

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新垣結衣さん・星野源さん主演の人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、ご覧になられた方も多いと思いますが、第4話で自己肯定感について主人公の女性が分析する場面がありました。

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セルフエスティーム=自尊感情・自己肯定感とは、自分自身に価値があると思える感覚のことを指す
(※ コラム内では「自己肯定感」と表記を統一します)

自己肯定感が高い人 = 成功体験をより強く認識し、自分をより肯定していく

● 自己肯定感が低い人 = 失敗体験をより強く認識し、自分をより否定していく

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http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/

「逃げるは恥だが役に立つ」 TBSドラマ

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自己肯定感が低いから失敗体験を強く認識してしまうのか、失敗体験が多いから自己肯定感が低くなってしまうのか…。
どちらが先かはわかりませんが、ともかくこの連鎖を断ち切るには「失敗体験を強く認識する」という部分を減らすのが1番良さそうに思えます。

しかし、私の経験上、失敗をした時や傷ついた時に投げかけられる「そんなに思いつめなくても」「大丈夫だよ」というアドバイスや、自分でそう思い込もうとする努力も、結局役に立つことはありませんでした。

大丈夫ではないから落ち込んでいるのに、何の具体的な解決策もなくただ「大丈夫だ」と言われても、それは「こんなことで落ち込んでいる自分がいけないのか」と、より相手を追いつめる道具になってしまうこともあります。

そう仮定した場合、私が子どもたちにしてあげられることは、日々の生活の中で意識的に「成功体験に目を向ける」手伝いをすることぐらいでしょうか。

失敗体験と同じぐらい成功体験も強く認識することで、少なくともさらに自己肯定感が低下することを食い止めることができるかもしれません。

成功体験へ目を向けるために用意したのは、子どもが「自慢できる場所」だった

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そこでわが家では、「ママの前ではいくら自慢をしてもいい」というルールを設けました。

「日本では残念ながら自分や家族の自慢をすると煙たがられる」ということをあらかじめ説明し、とりあえず子どもたちが胸を張って何度も自慢話をしてもよい相手は、母親である私に限定しました。

「ママの前では謙遜しなくてもいい。思う存分、できるようになったことや誰かに褒められたことを自慢して、一緒に喜んじゃおう!」成功体験を口にして誰かと共有することで、強い記憶にしてしまおうという作戦です。

しかし、自慢話をするということに慣れていない子どもたち。

初めは「○○ができるようになったね!頑張って練習してきたもんね!」と水を向けても、「大したことじゃないよ」「それほどでもないよ」と謙遜し、なかなか自慢することができませんでした。

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そこで、親子で自慢をする練習を始めました。

まず「他の人の前では大声で言えないけど…」と前置きをして、「あなたたちが〇〇できるようになって、ママは本当に嬉しい~!!」と私が笑顔で大声で言ってみるのです。

「えへへ…」と照れる子どもたち。

私「ほら、君たちもママに自慢してみてよ!」

子どもたち「えっ、恥ずかしいよ…。」

私「いいの、いいの。ママ以外誰も聞いてないんだから!ママの前では何でも自慢していいんだよ!ほら、ほら」

息子「えっ、じゃあ・・・、○○ができるようになったよ!」

私「わ~、すごい!おめでとう!その調子その調子!」

少し自分の殻を破ることができたら、次はインタビュー形式に切り替えます。

私「娘さん、○○ができるようになって、どんな気分ですか?」

娘「ちょっと、ママ、なにこれ(笑)え~っと、とっても嬉しいです!」

私「そうですよね~!○○ができるようになるまで、どんな努力をされたんですか?」

娘「自分で毎日少しずつ練習をしました。」

私「なるほど!毎日欠かさず練習を!継続するのはなかなか難しいことですが、よく頑張れましたね?」

娘「応援してくれるお母さんや弟に良い所を見てもらおうと思って頑張りました!」

私「いいですねぇ!ぜひ次回もできるようになったことを教えに来て下さい!本日はおめでとうございました~!」

こんな風に堅苦しくならないよう、遊びの要素を入れながら、「何ができるようになったのか」「そのために自分はどのような努力をしたのか」を明確にしていきます。

わが家の子どもたちはまだ幼いのでこんな感じでやっていますが、お子さまの年齢に合わせてしみじみとお話しされても良いでしょうし、できるようになったことを箇条書きでノートに書き出して、お褒めの言葉を書き添えるというのもステキだと思います。

とにかく、プラス面に目を向ける機会を意識的に多く設け、自己肯定感の低下を抑えてあげることで少しずつ自信がつけば、いつか必ず自分自身を肯定できるようになる…そう思っています。

ママ限定自慢OK!で子どもたちの変化は?

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そんなことを数週間続けたでしょうか、少しずつ子どもたちに変化が現れました。まず、娘が「ママ、あの…ちょっと自慢してもいい?」と言うようになりました。二つ返事でOKを出すと、

娘「大したことじゃないんだけどね、今日弟にムッときて怒ろうと思ったんだけど、ちょっと考えて優しくやめてって言えたんだよ。そうしたらね、弟もすぐにやめてくれて仲良く遊べたの。大したことじゃないと思うんだけど、ちょっと頑張れたかなと思って…」

私「えええ~!すごいじゃない!あなたが我慢してくれたおかげで、ケンカになりそうな空気が一変したの!?それで楽しい時間を2人で過ごせたの!?すごく優しく言えたんだねぇ!ママも聞いてみたかったな~。ありがとうね~!」

娘「えへへ。なんか褒めてもらいたくてこんなこと自分から言うのもどうかな?と思ったんだけど…」

私「いいの、いいの!ママはあなたたちのいいところを見つけた時は嬉しくて褒めるようにしてるけど、見逃してるところはすごく残念だなあと思っていたから、教えてくれてすごく嬉しいよ。ありがとう、また自慢しにきてね。ママも自慢しておこう!ママの娘は今日世界でいちばん優しい『やめて』が言えました~!」

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娘はくすぐったそうに聞いていますが、こんな風に1日に1つでも成功体験を強く意識することで、自分を卑下する頻度が減ってきたように思います。ママに褒めてもらって嬉しそうな娘を見て、息子も自慢話をしてくれるようになりました。

なぜか「あのね、ぼくね、今日ね、自分でね、おしっこに行けたの。」とすごくたどたどしい話し方になりますが、自慢していいんだ、ちゃんとお母さんは喜んでくれるんだ、という安心感が芽生えたのではないかと思います。

お外ではなかなか言えない自慢話。

お父さんもお母さんも子どもたちも、家族の前だけでは思い切り自慢してもいいというルール、取り入れてみませんか?
家族と共有できる「嬉しい!」を目標に、少しずつプラスの方へ目を向けることができるかもしれませんよ。

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