励ましは逆効果?マイナス思考の子供をプラス思考に変えるの親の関わり方

励ましは逆効果?マイナス思考の子供をプラス思考に変えるの親の関わり方

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子供をプラス思考に

「言い訳ばかりして挑戦しない」「楽しかったことよりも嫌だったことばかり話す」など、子供のマイナス思考を気にしている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

子供の性格によって、どうしても嫌なことの方が気になったり不安感が強かったりといった理由で、後ろ向きに考えがち……ということはありますよね。でも、そのせいで楽しいことに目がいかないのはもったいないこと。どのように関われば、プラスの考え方にもっていってあげられるのでしょうか。

過度な励ましやアドバイスは逆効果?まずはありのままを受け入れよう

「今日は面白いことがひとつもなかった」 「頑張ったってどうせできないからやりたくない」 「お友だちが遊んでくれないかもしれないから家にいる」

そんなことを子供から言われたらどう反応しますか?

「ひとつぐらいあったでしょう?もう一度思い出してみよう」 「あなたなら絶対できるよ!ママも応援するから一緒に頑張ろう!」 「そんなことないよ。きっと誰かが遊んでくれるから外に行こうよ!」

そんな言葉で、子供の気持ちを盛り立てたり、励ましたりしたくなりますよね。

でも、元気がない子供に『ポジティブであること』を押し付けるのはどうでしょうか?子供にとって重荷になったり、「パパやママに自分の気持ちをわかってもらえない」と思い、余計にマイナス思考になってしまったりする可能性もあります。

自分に自信がなくて不満を感じやすいなど、負の感情の中にいる子供にとって、話すことはストレスを吐き出す行為です。話すことで、心の中でモヤモヤしている感情を整理することもできます。でも、「そんな後ろ向きなこと言わないで!」なんて話を遮ってしまえば、マイナス感情は行き場を失ってどんどん溜まり、膨らんでしまうでしょう。

それでは、どのように接したらいいのでしょうか。

マイナスな言葉も受け入れ『共感』することが大切

大人でも、疲れて弱音を吐きたくなったり、愚痴を言いたくなったりすることがありますよね。そんなとき「最後まで頑張れ!」「応援しているよ!」などと熱く励まされるよりも、「ほんと疲れちゃうよね」「うん、わかるわかる」なんて相槌を打ちながら、最後まで話を聞いてくれる相手の方がありがたくはないですか?

子供も一緒です。「マイナス思考だな」「後ろ向きだな」と感じたときも、まずは子供の話を最後までゆっくり聞いてあげることが大切。「そうなの。それは残念だったね」「それは嫌だよね。その気持ちわかるよ」と相槌を打って、共感してあげましょう。

「自分のことがわかってもらえた」という思いは、子供を安心させます。不安に思っていることをすべて吐き出せば、案外気持ちが軽くなるかもしれません。「ママにも同じようなことがあってね……」と体験談を伝えれば、つらいのは自分だけではないとも思えるでしょう。

まずは話を聞き、子供を安心させてあげましょう。そうすると、アドバイスや励ましを受け入れる準備が整います。

スモールステップで達成をほめれば自信につながる

「対処法はわかったけれど、そもそも心配性すぎる」「失敗を恐れずにチャレンジできる子供になってほしい」……そんな気持ちもわかります。子供に自信をつけさせるにはどのような点に心がければいいのでしょうか。

それは、自分自身の成長を子供に自覚させることです。日常的にささいなことでも取り上げて褒めてあげるようにしましょう。「あなたのお返事はいつも気持ちがいいね」「妹にいつもやさしくしてくれて嬉しいわ」など、長所を気づかせてあげることも大切です。

また、何かにチャレンジするとき、最初から高い目標を掲げると挫折しやすくなります。目標を細分化して少しずつ頑張る『スモールステップ』がおすすめ。

例えば自転車の練習をするときは、『転んでも自転車を一人で起こせるようになる』『自転車にまたがって両足で歩く』『後ろを支えてもらって自力で漕いでみる』いうように段階ごとに目標を設定し、ひとつクリアするごとにたくさん褒めてあげるのです。少しずつでも自分が成長していることが自覚できるから、諦めずに努力を続けやすくなります。

親がポジティブな言動やプラス思考を心がける

子供は親の姿を見て、吸収します。子供のマイナス思考が気になる方は、まず自分の言動を振り返ってみましょう。ひょっとしたら、あなた自身のマイナス思考がお子さんに影響しているかもしれません。

子供に対して「ここができていない」「もっとこうしないとダメよ」と注意やアドバイスをしがちな方は、ポジティブイメージの言葉に置き換えてみましょう。「ここまではできているね」「ここがとてもいいね」など、できていることや長所に目が向くような声掛けを増やしてあげるのです。アドバイスするときも、「こうしたほうが気持ちいいよ」「こうしてみたらもっとよくなるんじゃないかな」と、ポジティブな言葉と組み合わせて伝えるといいですよ。

また、相手や自分の欠点が気になりがちという方もいらっしゃいますよね。でも、欠点は見方を変えると長所になります。「内気で引っ込み思案」な人は「相手の話をよく聞く」ことができますし、「何をやらせても遅くて効率が悪い」人は「仕事が丁寧で完璧主義」だと言えますよね。

プラスのイメージに言い換えるよう心がけることで、ポジティブな感情で向き合えるようになるんです。

子供のマイナスな言葉や思いも、まずはあるがままに受け止め共感してあげましょう。親自身がプラス思考で子供に接し、小さな達成を認めてあげることで子供の自信が育ちます。急がず焦らず、おおらかな心で向き合っていきましょう。

Photo/Dedi Grigoroiu/shutterstock 参照/ ベネッセ教育サイト「マイナス思考なことばかり言う娘【前後編】[教えて!親野先生]」 AllAbout「子どもにマネしてほしくないマイナス思考13」

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